エアコンのフィルターの掃除方法や頻度は？そんな疑問にお答えします。

エアコンのフィルター（エアフィルター）掃除が必要なのは分かっているけど、手間がかかるし、時間もないから…という理由で放置されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、フィルターが汚れていると、エアコン本来のチカラを発揮できないことにもなりかねません。
 
そこで本記事では、エアコンのフィルターをお掃除する必要性に加え、頻度やお掃除方法についてご紹介します。

エアコンのフィルターをお掃除しないといけない理由は下記があげられます。

フィルターのお掃除をしないと、フィルターに汚れやホコリがたまり、十分に空気を吸い込めなくなって、お部屋を冷やす・暖める能力が落ちてしまいます。

エアコンのフィルターが汚れていると、省エネ性が悪化し、その分無駄な電気代がかかってしまいます。

エアコンのフィルターにはホコリだけでなく、タバコ、ペットのニオイもつきます。フィルターをお掃除しないとニオイがひどくなり、エアコンから出される空気にニオイがついてしまいます。

エアコンのフィルター掃除は、下記の手順で行います。掃除機がけと水洗いだけで簡単にきれいになります。
 
＜準備するもの＞

• 掃除機
• スポンジ
• やわらかい布
• 脚立

なお、フィルターをお掃除する際は、ホコリなどを吸いこまないようにマスクをすることをオススメします。
 
＜お掃除手順＞

1. エアコンの機種によっては電源を切る必要があるので、フィルターを取り外す際は無理に外そうとせず、取扱説明書を確認の上、正しく取り外してください。
2. 取り外したフィルターの表面のホコリを掃除機で吸い取ります。なお、裏面から吸い取ると逆にホコリがフィルターの目に詰まってしまうことがあるので、必ず表面から吸い取るようにしてください。その後、フィルターの裏面を同じく吸い取ります。
3. フィルターを水洗いします。汚れがひどい場合は、スポンジで優しく洗ってください。強くこすりすぎるとフィルターに穴があいたり、変形することもあるので注意しましょう。なお、水洗いする場合は掃除機で吸い取るときとは逆に裏面からお掃除します。
   また、キッチンやダイニングなど、油を使う場所にあるエアコンは、空気中に油が舞うためフィルターに油がついている場合があります。そんなときは、台所用中性洗剤を使用量の目安まで溶かしたぬるま湯で洗い、水でよくすすいで洗剤を落としてください。
4. 洗ったフィルターは、清潔なタオルで水気をふき取り、日陰で十分乾燥させます。フィルターを乾かさずに取り付けるとカビの原因になる可能性がありますので、完全に乾かすことが必要です。

エアコンの使用頻度や時間によりお掃除頻度は異なりますが、毎日使っている場合は2週間に1回を目安に行うことをオススメします。たまに使用する程度でも、月に1回を目安にフィルター掃除すると良いでしょう。
 
なお、フィルター自動おそうじ機能が付いているエアコンの場合、フィルター掃除は不要（※）ですが、ダストボックスのお掃除は必要です。取扱説明書を確認した上で、お掃除をするようにしてください。
 
※ホコリに油分や水分、タバコのヤニが含まれていると、フィルターにホコリが残ることがあります。また、使用環境により汚れの程度が異なりますので、汚れが気になる場合は、定期的なお手入れをおススメします。

フィルターをお掃除したにも関わらず、カビのニオイなどが気になる場合や、エアコン内部のフィン（熱交換器）やファンの汚れが気になる場合は、プロの分解掃除を依頼しましょう。
 
エアコンを分解洗浄することで、エアコンが吸った空気を冷やす熱交換器や、空気を室内に送り出すファンなど、カビが発生しやすい箇所をキレイにします。
 
なお、三菱電機のハウスクリーニングは、高い洗浄技術を持ったプロや、専用施設の研修を受講したスタッフが行います。また、エアコン洗浄前と洗浄後に風量などの数値をご確認いただくことで、効果も実感いただけます。
 
ぜひ、この機会にご利用ください。

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