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エアコンの内部クリーンってどんな役割があるの? カビへの効果は?

エアコンの内部クリーンってどんな役割があるの? カビへの効果は?
エアコン|2022.02.22

エアコンには、送風や弱暖房運転を一定時間行って、エアコンの中の熱交換器・ファン・通風路を乾燥させる機能が付いているものがあります。メーカーによって機能の名前は異なりますが、三菱電機では内部クリーンと呼ばれる機能です。
 
本記事ではエアコンの内部クリーン機能について、三菱電機の霧ヶ峰FZシリーズを例に詳しくご紹介します。
※写真は三菱ルームエアコン霧ヶ峰FLシリーズ
 
後半ではカビへの効果や、カビ臭さが気になる場合の対処法を解説。内部クリーン機能を正しく理解して効果的に活用するために、ぜひ参考にしてみてください。

内部クリーンの役割

霧ヶ峰FZシリーズの内部クリーン運転は、カビがエアコン内部で増殖するのを抑制する効果があり、エアコンを使ったときの嫌なニオイも抑えることができます。

内部クリーン機能の使い方

エアコン購入時は、「内部クリーン」が「切」に設定されているため、使用したい場合は「設定」で「内部クリーン」を選んで、内部クリーン運転機能の設定を「入」にしてください。これによって、運転を開始したときに「スタート脱臭」、停止したときに「カビクリーンシャワー」を自動で毎回行うようになります。

内部クリーン機能の詳細

「スタート脱臭」は、エアコン内部の嫌なニオイを抑制する機能です。エアコンの運転を始めると同時に機能し、約30分間微量のオゾンを発生させます。また、自動運転でない冷房運転の場合は「スタート脱臭」に加えてエアコンの運転開始直後に約1分間送風を停止します。
 
「カビクリーンシャワー」は運転停止後に、微量のオゾンを発生させながら、風と熱によってエアコン内部を乾燥させる機能です。冷房や除湿の場合、「カビクリーンシャワー」にかかる時間はおよそ1時間です。
運転停止後10分間は送風を停止し、その後約25分間の送風運転、最大10分間の弱暖房運転を行い、さらに10分間の送風運転で終了します。
 
暖房、送風運転時は、運転停止後約10分間の送風運転で「カビクリーンシャワー」は終了します。

使用の際に知っておきたいこと

内部クリーンの使用にあたっては以下のような特徴を理解しておくとよいでしょう。

オゾン特有のニオイがする

オゾン
オゾンは除菌、脱臭や防カビに効果のある、活性酸素の一種です。空気が清潔な状態を保つためには有効なものですが、特有のニオイがあります。そのため内部クリーンを行っている際にいつもと違うニオイを感じることがあるかもしれませんが、内部クリーンで発生させるオゾンはごく微量のため、注意して嗅がなければ気が付かない程度です。

一時的にお部屋の温度が上がるケースがある

「カビクリーンシャワー」ではエアコン内部を乾燥させるため最大10分間の弱暖房運転を行います。
 
そのため、室温が2℃~3℃上がることや、室内湿度が上がることがあります(「冷房」「除湿」運転時)。
不快な場合はお部屋に人がいないとき(外出時)に使用するか、設定の解除をオススメします。

内部クリーンはカビ取り機能ではない

内部クリーン機能は、掃除機能ではありません。エアコンの内部を乾燥させることでカビや汚れを予防し、清潔な状態を保つ機能です。そのため、すでにエアコン内部に発生してしまっているカビや、こびりついている汚れには効果がありません。
 
もし内部クリーンを行っても嫌なニオイがする場合は、これまでご使用で、エアコン内部にカビや汚れがついてしまっている可能性があります。その場合はほかの対策を検討しましょう。

エアコンがカビ臭くなる条件


そもそもカビが発生しやすくなるのには、

  • 一定以上の温度
  • 一定以上の湿度
  • 汚れの蓄積

という3つの原因があり、これらが揃うとカビが発生しやすい環境と考えて良いでしょう。
 
ここではカビの発生原因になりやすい条件について、解説していきます

梅雨から夏の季節

日本の梅雨から夏の終わりにかけての季節は、温度と湿度が高くなるため、上記の3つの原因のうち2つが揃っている状態です。そのため他の季節と比べると、カビが発生しやすい季節です。

熱交換器付近

エアコン内部には熱交換器という装置があり、空気の温度を上げたり下げたりする役割を持っています。例えば冷房でエアコンを使用すると、お部屋の中の熱い空気を吸い込んで、熱交換器で冷やしてからお部屋に涼しい空気を送ります。
 
冷房中は熱交換器と吸い込んだ空気との温度差によって空気中の水分が熱交換器に結露するため、エアコンを止めた後も湿気が多い状態が続きます。

複雑な構造

エアコン内部は複雑な構造になっているので、湿気が残りやすい環境です。エアコンの冷房運転や除湿運転を停止した後は、運転中に発生した結露が残ってしまいがちです。
 
また複雑な構造は、汚れが溜まりやすく、細かい隙間や空気の通り道に面した部分には、ホコリやチリなどの汚れが徐々についていきます。フィルター部分はその役割上、特にホコリやカビがつきやすい部品です。
 
またその奥にある部品でも、フィルターの隙間から入り込んだ細かい汚れが徐々に溜まっていきます。そのためフィルターだけをお掃除していても、カビが発生してしまうことがあります。定期的なお手入れで汚れが蓄積しやすいエアコン内部をキレイに保ちましょう。

カビ臭さが気になる場合の対処方

すでにカビ臭くなってしまったエアコンは、内部をキレイにお掃除する必要があります。自分でお手入れできる範囲を取扱説明書などで確認して、取外し可能な部品を外して洗い、手の届く範囲で本体内部の拭き掃除をしましょう。
 
お手入れの際はケガや感電を防ぐため、事前に必ず電源を切り、コンセントを抜いてください。その他さまざまな注意点があるため、必ず取扱説明書の内容を確認しましょう。

 
取扱説明書に記載のない範囲まで、分解などをしてエアコンをお掃除することは危険です。エアコンの故障につながる可能性や、ケガをしてしまう可能性があるため絶対にやめましょう。
 
自分でお手入れできない範囲までカビが発生してしまっている場合や、お手入れ自体が難しい場合などは、プロのクリーニングがおすすめです。三菱電機のハウスクリーニングは、高い洗浄技術を持ったプロや、専用施設の研修を受講して基準を満たしたスタッフが行います

まとめ:内部クリーンを効果的に使いましょう

プロのクリーニングによってエアコン内部をキレイにしたら、再び内部クリーン機能が活躍する出番です。自動で内部クリーンをしてくれるエアコンならば、使用前に設定をしておきましょう。
 
内部クリーンが手動のエアコンならば使用のたびに内部クリーンを使うことを習慣化して、カビを抑制するのが良いでしょう。
 
お手持ちのエアコンを長く快適に使うために、カビを抑制する内部クリーン機能をぜひ活用してみてください。

くらトク編集担当

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