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夏前にはエアコンの試運転が重要!久しぶりに使う前にすべきこと

夏前にはエアコンの試運転が重要!久しぶりに使う前にすべきこと
エアコン|2026.09.30

日本の夏は年々暑さが厳しさを増しており、エアコンはもはや欠かせない存在となっています。しかし、いざ使おうとしたときに「動かない」「効きが悪い」「異音がする」といったトラブルが起こることもあります。

 

こうしたトラブルを防ぎ、暑い季節を快適に過ごすためには、事前の試運転が重要です。あらかじめエアコンの状態を確認しておくことで、必要なときにすぐに使えない状況を防ぎ、熱中症のリスク軽減にもつながります。

 

本記事では、夏前に試運転を行う必要性や適した時期、使い始める前に確認しておきたいポイント、具体的な試運転の方法について解説します。夏だけではなく、冬の使用前にもぜひ参考にしてください。

夏前のエアコン試運転が必要な理由

なぜ夏前にエアコンの試運転が必要なのでしょうか。まずは、その理由を解説します。

事前に故障などに早く気付けるため

夏前にエアコンの試運転が必要とされる理由の一つは、故障などに早めに気付くためです。

 

気温が高くなってからエアコンを使おうとした際に故障が発覚すると、しばらくの間エアコンが使えない状態になる可能性があります。暑さが厳しい時期にエアコンが使えないと、室内環境が悪化するだけではなく、体への負担も大きくなってしまうでしょう。

 

気温がそれほど上がっていない時期に試運転を行い、不具合の有無を確認しておけば、夏本番を迎える前に対応でき、熱中症のリスク軽減にもつながります。

修理やクリーニングなどの待ち時間を短縮できるため

さらに、夏前に試運転を行うことで、修理やクリーニングの待ち時間を抑えやすくなります。

 

エアコンの使用が本格化する真夏は、修理やクリーニングの依頼が集中しやすいです。そのため、依頼しても、対応までかなり待たなければならないこともあります。故障の場合、その間はエアコンが使用できないので、暑さを我慢しながら過ごさなくてはなりません。

 

依頼が増え始める前の時期に試運転を行い、不具合があれば早めに対応しておくことで、比較的スムーズに作業してもらえるでしょう。

 

なお、冬場についても同様に、本格的に使用する直前は依頼が集中しやすい傾向にあります。

エアコンの試運転は4~5月の夏前がオススメ

エアコンの試運転は、4~5月の時期に行うのが適しています。

 

この時期に試運転をしておけば、不具合が見つかった場合でも、繁忙期に入る前に修理やクリーニング、買い替えなどの対応がしやすいです。近年は5月下旬頃から気温が上がり始めることも多く、エアコンの需要が高まる傾向にあるので、遅くとも5月中旬頃までには試運転を済ませておくと安心です。

 

ただし、あまり早い時期に試運転を行うと、実際の使用環境との温度差が大きく、正確に状態を確認できません。そのため、室温がある程度上がる(最低でも21℃以上)4月中旬以降を目安に行うのがよいでしょう。

エアコンを久しぶりに使い始める前にすべきこと

エアコンを久しぶりに使用する際は、事前にいくつか確認しておきたいポイントがあります。試運転を行う前に、これからご紹介する内容をチェックしておきましょう。

エアコンの周辺を確認する

エアコンを安全に使用するためには、まず本体や周辺の状態を確認することが大切です。

電源プラグやコンセントに異常はないか?

まずは、電源プラグやコンセントに異常がないかを確認しましょう。

 

長期間電源プラグの抜き差しをしていない場合、周辺にホコリなどの汚れが溜まっていることがあります。そのまま使用すると発火のおそれがあるため、状態を確認し、汚れがある場合は取り除いておきましょう。なお、お掃除の際にぬれた布を使用するのは避けてください。

 

あわせて、以下も確認しておくと安心です。

  • 電源プラグが変色していないか
  • 電源コードに傷やヒビがないか
  • コンセントにゆるみやがたつきがないか

 

これらに異常が見られる場合は、電源プラグをコンセントに接続せず、メーカーや専門業者による点検を受けましょう。

 

また、電源コードを束ねたまま使用すると、発熱や発火の原因になることがあります。使用時は束ねずに伸ばした状態で使い、オフシーズンでも強く巻き付けないよう注意が必要です。延長コードの使用も控えるようにしてください。

室内機・室外機の周辺がふさがれていないか?

エアコンの試運転を行う前に、室内機や室外機の周辺がふさがれていないかも確認しておきましょう。

 

周辺がふさがれていると空気の流れが妨げられ、運転効率が低下する原因になります。また、本体に負担がかかることで故障につながるおそれがある上、消費電力が増えて電気代が高くなる可能性も高いです。

 

室内機・室外機ともに周囲の状況を確認し、十分なスペースを確保しておくことが大切です。

 

特に室外機の周辺は、物を置いてしまいやすいため注意しましょう。メーカーによって基準は異なりますが、三菱電機では以下のスペースを確保することをオススメしています。

  • 室外機の前:20cm以上
  • 室外機の左右:向かって左側は10cm以上、向かって右側は35cm以上
  • 室外機の後ろ:10cm以上
  • 室外機の上:原則として開放

 

ドレンホースがねじれたりつぶれたりしていないか?

 

ドレンホースとは、エアコンの室内機内部で発生する水滴を屋外に排出するためのホースです。室内機から壁の穴を通って、外へつながっています。

 

このホースがねじれていたり、つぶれていたりすると、水が正常に流れず、水漏れの原因になることがあります。また内部に汚れが溜まり詰まっている場合も、同様に排水不良につながる可能性が高いです。

 

ドレンホースの状態によっては、無理に触ることで症状が悪化するおそれもあります。異常が見られる場合は、ご自身で対処しようとせず、メーカーや専門業者へ相談しましょう。

エアコンのお手入れをする

エアコンの試運転をする前には、エアコンのお手入れも忘れずに行いましょう。

 

フィルター / ダストボックスのお手入れ

 

試運転の前に確認しておきたいのが、フィルターやダストボックスの状態です。

 

フィルターには、エアコンが空気を吸い込む際にホコリや汚れが内部へ入り込むのを防ぐ役割があります。使用していない期間でも、空気中のホコリが付着して目詰まりを起こしていることがあるので、使い始める前に状態をチェックしておきましょう。

 

汚れがある場合は、掃除機で吸い取るか、歯ブラシなどで優しく落とします。汚れが落ちにくいときは、中性洗剤を薄めたぬるま湯で洗い、完全に乾かしてから取り付けてください。

 

また、お掃除機能付きエアコンの中には、取り除いたホコリを溜めるダストボックスが搭載されているモデルがあります。ダストボックスがいっぱいになると機能が正常に働かなくなることがあるので、取扱説明書に従って取り外し、中のゴミを捨てておきましょう。

 

作業をする際は、運転を停止し、電源プラグを抜いてから行ってください。

 

エアコン内部のお手入れ

 

エアコン内部にも、ホコリや汚れが蓄積している可能性があります。

 

吹出し口や前面パネルの裏側など、手の届くところに汚れやカビが見られる場合は、必ず運転を停止し、電源プラグを抜いた上で、無理のない範囲で拭き取りましょう。強くこすったり力をかけたりすると、部品を傷めたり破損させたりするおそれがあるので注意が必要です。

 

フィルターの奥にある熱交換器にホコリが付いている場合は、掃除機のブラシなどを使って優しく吸い取りましょう。ただし、熱交換器は繊細な部品のため、強い力をかけると故障の原因になることがあります。無理のない範囲で行い、作業時はケガ防止のため手袋を着用してください。

 

なお、市販の洗浄スプレーを使った内部洗浄は、発火や故障、水漏れ、劣化などのリスクがあるのでオススメできません。専用とされる製品であっても、ご自身での内部洗浄は控えてください。

 

内部の汚れが気になる場合や、しっかりとお掃除したい場合は、専門業者へ依頼しましょう。専門業者であれば、適切な方法で部品を取り外し、専用の機材や洗浄剤を用いて内部まで丁寧に洗浄してくれます。特に、吹出し口にカビが発生している場合は、内部でもカビが繁殖しているおそれがあるので、一度クリーニングを検討するのがオススメです。

エアコンの試運転のやり方

エアコンの試運転は、ただスイッチを入れればよいと言うものではありません。試運転の手順をご紹介するので、参考にしながら行ってみてください。

 

なお、メーカーや製品によって推奨される試運転方法が異なることがあるため、各メーカーの公式サイトも確認しましょう。

最低温度で「冷房」運転開始

まずエアコンを冷房運転させ、最低温度に設定しましょう。製品によって異なりますが、一般的な最低温度は、16~18℃前後です。

 

設定温度が室温より高い場合、冷房ではなく送風運転になることがあります。正しく試運転を行うために、必ず最低温度に設定するのがポイントです。

 

もしリモコンが反応しなかったり表示が見えにくかったりするのなら、リモコンの電池が消耗しているのかもしれません。全ての電池を交換し、リセットボタンがある場合は押してから再度操作してみましょう。

「冷風」が出ているか確認

エアコンから風が出てきたら「冷風」になっているかを確認します。運転を始めてすぐは、完全に冷え切っていない風が出ることがあるので、10分程度待ってから確認してみてください。

30分程度運転し、水漏れがないか確認

運転を開始してから30分ほどたったら、室内機と壁の間や吹出し口付近から水漏れがないかを確認しましょう。

 

また、あわせて屋外にあるドレンホースの先端から排水が行われているかもチェックしておくと安心です。

 

前述の通り、エアコン内部で発生した水滴は、通常ドレンホースを通じて屋外に排出されます。30分程度運転しても排水が見られない場合は、何らかの不具合が起きているかもしれません。ただし、室温がすでに設定温度に達して室外機の運転が停止している場合や、室内の湿度が低い場合などは、水が出ないこともあるので、その点も踏まえて判断しましょう。

異音・異臭・ランプの点滅などがないか確認

最後に、異音や異臭、ランプの点滅がないかもチェックしておきましょう。

 

室内機や室外機から普段と違う音がする場合や、吹出し口から出る風に嫌なニオイを感じる場合は、内部で何らかの不具合が起きている可能性があります。また、ランプが点滅している場合は、取扱説明書で何のサインを示すものなのかを確認しておきましょう。

 

これらの項目を確認し、問題がなければ試運転は完了です。

試運転や掃除で問題があればクリーニングのプロに相談

試運転や使用前のお手入れで、不具合と思われる症状が出た場合は、取扱説明書や各メーカーのHPを確認するか、お買い上げの販売店や各メーカーの修理相談窓口にご相談ください。

 

一方、カビやニオイが気になった場合は、早めにクリーニングの専門業者に相談しましょう。専門知識を持つプロなら、適切なお掃除はもちろん、不具合の確認も行ってくれるので、安心してエアコンを使用できる状態に整えられます。気温が上がる前にクリーニングや点検を済ませておくと、安心して夏を迎えられるでしょう。

 

なお、前述の通り真夏の直前は対応までに時間がかかりやすいため、スムーズに対応してもらうためにも、早めの相談を心掛けてください。

まとめ:エアコンを久しぶりに使う際は試運転を忘れずに

見落としがちなエアコンの試運転ですが、事前に確認をしていないと、夏本番に使おうと思ったエアコンが故障しているかもしれません。夏本番を迎える前に、必ず試運転を行いましょう。

 

試運転やお手入れの中で異常や気になる点が見つかった場合は、無理に使用せず、専門業者へ点検やクリーニングを依頼することが大切です。

 
三菱電機の「くらトク」では、エアコンメーカーとして長年培ってきたノウハウを生かし、国内全メーカー(※)のエアコンクリーニングに対応しています。快適な室内環境で夏を過ごしたい方は、お早めにご相談ください。

 
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くらトク編集担当

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