エアコン内部洗浄は必要?プロの業者に頼むべき理由と洗浄方法をご紹介!

長くエアコンを使ううちに「効きが悪くなった」「ニオイが気になる」と感じたら、内部の汚れが原因かもしれません。このようなときに検討したいのが、エアコンの内部洗浄です。
ご自身で内部洗浄をしようとする方もいますが、対象となる部品の中には、専門知識がないとメンテナンスが難しいものもあります。徹底的にエアコンの内部をキレイにしたいなら、プロの業者に依頼するのがオススメです。
本記事では、アコン内部洗浄の内容や必要とされる理由、業者に依頼するメリット、クリーニングの流れについて解説します。エアコンは精密機器なので、無理なお掃除は故障の原因になることもあります。本記事を参考に適切な方法で内部洗浄を行い、快適に冷暖房を使用しましょう。
目次
エアコンの内部洗浄はどこまでキレイにする?フィルター熱交換器送風ファンドレンパン吹出し口オーバーホールなら部品単位で洗浄!エアコンの内部洗浄が必要な理由カビや雑菌の繁殖によるニオイを対策できる冷暖房効率の向上につながる電気代の節約や劣化を抑える可能性がある内部洗浄は自身でできる?市販洗浄スプレーをオススメしない理由故障や発火のリスクがある水漏れのリスクがあるエアコンを傷めるリスクがあるプロの業者が行うエアコンクリーニングのメリットエアコンの内部まで洗浄可能構造を熟知したプロが対応オーバーホールも可能三菱電機のエアコンクリーニングサービス(簡易清掃)の手順を例に解説1.養生2.分解3.内部洗浄4.部品洗浄5.部品取り付け6.作業後点検エアコンのクリーニングは夏前の4~5月がオススメまとめ:エアコンの内部洗浄は専門業者へ任せましょう三菱電機のプロによるエアコンクリーニングがおすすめ!エアコンの内部洗浄はどこまでキレイにする?

エアコンの内部洗浄と聞いても「どの部分をどこまでお掃除するのか」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。
まずは、内部洗浄で対象となる主な部品についてそれぞれの役割とともに解説します。
フィルター
エアコンのフィルターには、室内機の内部にホコリや花粉、ゴミなどを吸い込まないようにする役割があります。
エアコンは、室内機が吸い込んだ空気を内部で冷やしたり暖めたりして、再び室内へ送り出す仕組みになっています。フィルターがない状態では、吸い込んだ空気とともに汚れもそのまま内部へ取り込まれてしまいます。
フィルターの働きで、内部への汚れの侵入をある程度抑えることが可能です。しかし、使用を続けるうちにフィルター自体にはホコリが蓄積するので、空気の流れが悪くなり、冷暖房の効率が低下する原因になってしまいます。
フィルターは比較的取り外しやすく、ご自身でお掃除ができる部品です。定期的に洗浄を行うことで、カビの発生予防にもつながります。
熱交換器
熱交換器は、室内機に取り込んだ空気を冷やしたり暖めたりする役割を持つ部品です。フィルターを外した際に見える金属製の部品で「アルミフィン」と呼ばれることもあります。
フィルターによってある程度のホコリや汚れは防げますが、細かい汚れはすり抜けて熱交換器に付着してしまいます。さらに、空気中に含まれる油分も付きやすく、汚れが溜まりやすい箇所です。
この部分が詰まってしまうと空気の流れが悪くなり、エアコンの冷暖房効率が低下する原因となります。
送風ファン
送風ファンは、室内機の吹出し口の奥にある筒状の部品です。この部品が回転することによって、室内の空気を吸い込んだり、空気を再び室内に吹き出したりすることができます。
空気を直接吸い込む構造のため、ホコリや汚れが付着しやすい上、空気中の油分やタバコのヤニなども蓄積しやすい箇所です。またエアコンの運転中に内部で発生する結露によって、カビが発生することもあります。
送風ファンが汚れていると、空気の流れが悪くなり、冷暖房効率が低下しやすくなります。またカビが付着している場合は、運転時に室内へ拡散してしまう可能性もあります。
ドレンパン
ドレンパンは、室内機の熱交換器の下に設置されている部品で、熱交換器の結露した水を受け止める役割があります。
冷房や除湿運転を行うと、室内の空気と冷やされた空気の温度差によって水滴が発生しますが、その水を受け止めるのがドレンパンです。溜まった水はドレンホースを通して屋外へ排出されます。
熱交換器やドレンホースに汚れが付着していると、結露した水にも汚れが混ざりやすくなり、ドレンパン自体も汚れてしまいます。湿気が多く汚れもある環境になりやすいので、カビも発生しやすいです。
吹出し口
吹出し口は「ルーバー」とも呼ばれ、室内機から風が送り出される際に風向きを調整する部品のことです。
ドレンパンで発生したカビは、熱交換器や送風ファンへと広がることがあり、その影響が吹出し口にも現れるようになります。吹出し口にポツポツとした黒ずみが見えるようになったらカビが付着しているサインと言えるでしょう。
吹出し口自体は、フィルターと同じくご自身でお掃除がしやすい部品です。しかし、吹出し口にカビが見られる場合、すでにエアコン内部にもカビが広がっている可能性があります。そのまま使用を続けると、エアコン内部のカビやカビの胞子などが風とともに室内へ拡散するおそれがあるため、早めに対処することが大切です。
オーバーホールなら部品単位で洗浄!
一般的な専門業者のクリーニングでは、室内機の前面パネルやフィルター、ルーバーは取り外すものの、熱交換器や送風ファン、ドレンパンなどは付けたまま高圧洗浄機で汚れを落とします。
しかし、オーバーホールなら、熱交換器や送風ファン、ドレンパンといった内部の主要な部品も取り外し、部品ごとに洗浄を行います。通常の分解洗浄でもある程度の汚れは落とせますが、オーバーホールであればより細かい部分まで徹底的にキレイにできます。
三菱電機では「エアコンの分解掃除サービス(オーバーホール)」を提供しています。エアコンをしっかりとお掃除したい方は、こちらのページをご覧ください。
※オーバーホールは三菱電機製エアコンのみ対応しています。
エアコンの内部洗浄が必要な理由
エアコンを長く快適に使用するには、内部洗浄が欠かせません。では、なぜ内部洗浄が必要なのでしょうか。3つの理由を見ていきましょう。
カビや雑菌の繁殖によるニオイを対策できる
エアコンの内部洗浄は、カビや雑菌の繁殖によるニオイ対策になります。
室内機が室内の空気を吸い込み、冷やしたり暖めたりして送り出す際に、内部で結露が発生します。そのため内部は湿気がこもりやすく、カビや雑菌が繁殖しやすい環境になりがちです。
こうした汚れが蓄積すると、運転時に嫌なニオイが発生する原因になります。ニオイがあると、室温が快適でもリラックスして過ごせなくなってしまうでしょう。
内部洗浄によってカビや雑菌を取り除くことで、ニオイの軽減が期待できます。
冷暖房効率の向上につながる
内部洗浄を行うと、空気の循環がスムーズになり、冷暖房効率の向上につながります。
エアコン内部に汚れが溜まった状態では、空気の通り道が妨げられ、本来の性能を十分に発揮できません。内部洗浄によって汚れを取り除くことで、空気の循環が改善され、冷暖房効率が上がることがあります。
電気代の節約や劣化を抑える可能性がある
内部洗浄を行うことで、電気代を節約したりエアコンの劣化を抑えられたりする可能性があります。
前述の通り、エアコン内部に汚れが溜まったまま使用を続けると、空気の流れが妨げられるので、設定温度に到達するまでに時間がかかりやすいです。その分運転時間が長くなるため、電気代が増える原因になることがあります。
内部洗浄によって汚れを取り除けば、冷暖房効率が改善し、結果的に電気代の負担軽減につながる可能性があるでしょう。
また汚れが蓄積した状態での運転はエアコンに負担をかけやすく、故障や寿命の短縮につながることもあります。内部をキレイに保つことで、エアコンをより長く使用できる可能性があります。
内部洗浄は自身でできる?市販洗浄スプレーをオススメしない理由
ホームセンターやオンラインショップなどでは、エアコン内部の洗浄に使用できるスプレーが販売されていることがあります。しかし、使用にはリスクが伴うため、メーカーとしては使用を推奨していません。
ここからは、市販の洗浄スプレーをオススメしない理由についてご紹介します。
故障や発火のリスクがある
市販洗浄スプレーの使用をオススメできないのは、故障・発火のリスクがあるからです。
洗浄剤が本来かけるべきではない電子部品などに付着すると、不具合や故障の原因になることがあります。なお、最悪の場合は、発煙や発火につながるリスクがあり、大変危険です。
水漏れのリスクがある
水漏れのリスクがあることも、市販洗浄スプレーをオススメできない理由の一つです。
スプレーを使用した際に、ホコリやゴミを十分に洗い流せないと、ドレンパンやドレンホースに汚れが溜まり、詰まりを引き起こすことがあります。これらの排水経路が詰まると、冷房や除湿運転時に発生する結露を正常に排出できなくなるので、水漏れが発生し、壁や家財を濡らしてしまうおそれがあります。
エアコンを傷めるリスクがある
エアコン本体の素材やコーティングを傷めるリスクがあることも、市販洗浄スプレーの使用がオススメできない理由の一つです。
使用する洗浄剤の成分や使い方によっては、部品の素材を劣化させたり、コーティングの性能を低下させたりするかもしれません。また洗浄剤がドレンパンに残ってしまうと、劣化やヒビ割れの原因になるリスクもあります。
プロの業者が行うエアコンクリーニングのメリット

プロの業者によるエアコンクリーニングを受ける3つのメリットをご紹介します。
エアコンの内部まで洗浄可能
専門知識を持つ業者に依頼すれば、専用の洗浄剤や機材を用いて、丁寧にクリーニングしてもらえます。
ご自身では手が届かない内部の汚れまでキレイにすることが可能です。
構造を熟知したプロが対応
業者によるクリーニングでは、エアコンの構造を理解した専門スタッフが作業を行います。
エアコンは内部構造が複雑で、洗浄方法を誤ると故障につながるおそれがあるため、構造を熟知したプロのメーカー・販売店へクリーニングを依頼するのがオススメです。
オーバーホールも可能
オーバーホールによる徹底的な洗浄に対応できることも、業者にクリーニングを依頼するメリットです。
前述の通り、オーバーホールでは、通常の内部洗浄では取り外さない熱交換器や送風ファン、ドレンパンといった部品も取り外し、個別に洗浄を行います。より細かい部分までしっかりとお掃除できるので、内部をすみずみまでキレイな状態に仕上げることが可能です。
三菱電機のエアコンクリーニングサービス(簡易清掃)の手順を例に解説
ここからは、業者が行うエアコンクリーニングの流れについて、順を追ってご紹介します。なお、ここでは三菱電機のエアコンクリーニングサービスの手順を例に解説していますが、作業手順・内容の詳細は業者によって異なる場合があります。
1.養生
まずエアコン本体や壁、床、家財などを汚さない、傷つけないように養生を行います。養生を行うことで、クリーニング中に出る汚れが飛び散るのを防ぐことが可能です。
2.分解
次に、エアコンの部品を一つひとつ丁寧に取り外していきます。一般的な簡易掃除サービスでは、前面パネルやフィルターを取り外した状態で作業を進めます。
3.内部洗浄
専用の洗浄剤と高圧洗浄機を使用して、熱交換器や吹出し口などの汚れを丁寧に落とします。
4.部品洗浄
取り外した前面パネルやフィルターをそれぞれ洗浄してキレイにします。
5.部品取り付け
取り外したフィルターや前面パネルを順番に取り付け、元の状態に戻します。
6.作業後点検
作業が完了したら、エアコンを実際に運転させて正常に動作するかを確認します。業者によっては、吸込温度や吹出温度をチェックする場合もあります。問題がなければ、以上で作業は完了です。
エアコンのクリーニングは夏前の4~5月がオススメ

エアコンクリーニングは、年に1回を目安に業者へ依頼するとよいでしょう。
ただし、作業中はエアコンの運転を一時的に停止する必要があるため、使用頻度が高い夏や冬の時期ではなく、扇風機やその他の機器で温度調整が可能な時期に依頼するのをオススメします。また、真夏や真冬の直前は依頼が集中しやすく、予約が取りにくくなる傾向があります。
比較的スムーズに予約を取りやすいのは、夏前の4~5月頃です。この時期であれば気温も極端に高くないので、作業中にエアコンが使えなくても過ごしやすく、体への負担も軽減できます。
まとめ:エアコンの内部洗浄は専門業者へ任せましょう
エアコンのフィルターや吹出し口であれば、ご自身でのお掃除も可能ですが、その他の部品を取り外したり、洗浄したりするには、専門知識が必要です。市販の洗浄スプレーもありますが、故障や発火、水漏れなどのリスクもあるので、使用はオススメできません。
安全に内部までしっかりとキレイにするには、プロの業者に依頼するのがオススメです。業者によるクリーニングなら、専用の機材や洗浄剤で、ご自身では手が届かないところまで洗浄してくれます。
三菱電機の「くらトク」のエアコンクリーニングは、国内全メーカー(※)に対応しています。安全かつ正確に、環境に配慮した技術で丁寧に作業を行っていますので、エアコン内部の汚れやニオイが気になる方は、お気軽にご相談ください。
※株式会社ゼネラルのノクリアXシリーズはサービスの対象外となります。(「ノクリア」は、株式会社ゼネラルの登録商標です。)その他、製品の型式・状態などによってサービスが提供できない場合がございます。予めご了承ください。
三菱電機のプロによるエアコンクリーニングがおすすめ!
- ご自身では掃除できないエアコン内部を分解洗浄します。
- ニオイのもととなるカビやホコリをプロの技術で取り除きます。
- 電気代や効き具合に影響する内部汚れによる冷房効率の低下を改善します。
※サービス提供エリアに限ります。サービス詳細は下記リンクをご参照ください。
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この記事を書いた人
くらトク編集担当

