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お風呂の掃除に便利な道具を紹介!効率よく掃除をしてキレイな浴室にしよう

お風呂の掃除に便利な道具を紹介!効率よく掃除をしてキレイな浴室にしよう
お風呂|2024.09.13

お風呂は湿気が多いためカビが繁殖しやすく、また、毎日使う場所であることから汚れやすい場所です。そのため、お風呂は毎日お掃除するのが望ましいです。しかし、毎日お風呂のお掃除をするのは大変なので、できるだけ簡単に済ませたい方やそもそも最適なお掃除方法が分からないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
 
本記事では、場所別にお風呂掃除に役立つお掃除道具や、道具の選び方をご紹介します。

お風呂の掃除場所を確認しよう

お風呂の掃除場所を確認しよう

お風呂のお掃除道具を知る前に、まずはお掃除する場所を把握しましょう。お風呂のお掃除場所は、主に以下の7つです。

  • 天井
  • シャワーヘッド・蛇口・鏡
  • 浴槽
  • 排水口

ここでは、それぞれのお掃除場所を詳しく解説します。

天井

天井は見落としがちですが、手が届きにくくお掃除しにくいことから汚れが溜まりやすい場所です。また浴室自体湿気が高い場所であるため、カビが繁殖しやすいです。天井の汚れを放置していると、天井以外にもカビが繁殖しやすくなるので注意が必要です。
 
天井は毎日お掃除する必要はないものの、週に1回程度はお掃除してください。お掃除をする際は浴室が乾いてから、すべり止めの付いた脚立を使用するとよいです。不安定な場所に立ってのお掃除は、怪我をする原因となるため避けましょう。

お風呂の壁も汚れが目立ちにくい場所であるものの、さまざまな汚れが潜んでいます。主な汚れの種類は、水アカ汚れ、石鹸カス、カビの3つです。水アカは、水道水に含まれているマグネシウムやカルシウムといったミネラル成分が原因で付着します。浴室の水が乾いたとしてもミネラル成分は白い汚れとして残るため、壁紙がステンレスだったり濃い色だったりすると目立ちます。
 
石鹸カスは、石鹸の成分と水道水のミネラル成分が合わさったものや皮脂汚れと石鹸の成分が合わさったものがあります。浴室ではさまざまな汚れと石鹸カスが混ざり合うので、落としにくいといわれています。カビは、高温多湿で皮脂汚れがあるお風呂場では、特に発生しやすいです。いずれの汚れも放置すると落としにくいため、早めにお掃除をする必要があります。

浴室の扉は、湿気が原因でできるカビ、そして洗面所のホコリが溜まりやすい場所です。特にガラリと呼ばれるドアの下部は、ホコリが溜まりやすくなっています。こちらは湿気を外に逃すと同時に、外の空気を取り込んでいるためです。また、他に汚れやすい場所としては、溝になっているレール部分やドアの内側などが挙げられます。ドアは他のお掃除場所とは異なり、細かい溝が多くお掃除しにくくなっています。そのため、ブラシや綿棒など細かい汚れに適した道具を用いるのがおすすめです。

シャワーヘッド・蛇口・鏡

シャワーヘッド・蛇口・鏡も汚れやすい場所の一つです。これらの場所は水アカ、石鹸カスが付きやすく、定期的なお掃除をする必要があります。特に鏡には水アカが白くウロコのように付くため、汚れが目立ちやすいです。またシャワーヘッドは汚れたまま放置すると、目詰まりを起こして水の勢いが悪くなったり、お湯が臭くなったりします。気持ちよくシャワーを浴びるためには、キレイにお掃除しておきましょう。
 
シャワーヘッドを分解して洗う方法については、下記の記事も参考にしてみてください。
 
シャワーヘッドのお掃除方法を紹介!重曹やクエン酸でキレイを保とう

床は浴室の中でも汚れやすく、特にお掃除しておきたい場所です。床には、以下の汚れがあります。

  • 水アカ
  • 石鹸カス
  • 黒カビ
  • 赤カビ など

水アカ、石鹸カスはカビの原因ともなるため、小まめにお掃除することが重要です。お掃除を怠っていると、床の溝やシャンプーボトルの裏などに赤カビがあっという間に広がります。赤カビは空気中に浮遊する「ロドトルラ」というカビ菌が原因なので、根絶するのが難しく定期的にお掃除をするしか対処法がありません。
 
また、皮脂や石鹸カス、赤カビを餌に発生するのが黒カビです。いずれの汚れもお掃除で落とすことはできますが、放置していると頑固な汚れになります。見つけたらすぐにお掃除をして、キレイな浴室を保ちましょう。

浴槽

浴槽には、以下の5つの汚れが潜んでいます。

  • 皮脂汚れ
  • 水アカ
  • 石鹸カス
  • 黒カビ・赤カビ
  • 入浴剤

浴槽に黄ばんだ汚れがある場合は、皮脂汚れの可能性があります。皮脂汚れは体を洗っているときだけではなく、湯船に浸かっているときにも落ちるものです。特に温かいお湯に浸かっていると、より皮脂が落ちやすくなります。他の汚れも皮脂汚れや水道水のミネラル成分、石鹸カスなどが合わさってできているため、小まめなお掃除が必要です。浴槽も他の場所同様、放置していると汚れが取りにくくなっていきます。

排水口

排水口は浴室の中でも特に汚れが溜まりやすく、定期的なお掃除が必要な場所です。排水口の汚れには、髪の毛やアカ、皮脂汚れ、カビ、石鹸カスなどがあります。カビや石鹸カスを放置しているとヌメリ、赤カビを繁殖させ、髪の毛は詰まりの原因となります。体を洗っても水がスムーズに流れず、ストレスの原因ともなるでしょう。基本的に排水口は、毎日お掃除するようにしてください。お掃除の負担を軽減するのであれば、目皿やヘアキャッチャーを変えるのがおすすめです。

場所別 お風呂掃除に役立つ掃除道具

場所別 お風呂掃除に役立つ掃除道具

ここでは、場所別にお風呂のお掃除に役立つお掃除道具を紹介します。以下の場所別に、役立つお掃除道具を見ていきましょう。

  • 浴槽
  • 壁・床・カウンターの下
  • 椅子
  • 排水口

浴槽

浴槽は人の体から出るアカや湯アカが付着して、ザラザラ・ヌルヌルとした汚れになります。基本的にはお湯を抜いて、すぐにお掃除をすると汚れも落としやすいです。頑固な汚れの場合は、浴室用のクリームクレンザーの使用がおすすめです。クレンザーは、浴槽の表面に入り込んだ黒ずみ汚れを界面活性剤で浮き上がらせ、研磨剤で削り落とすことができます。ただし、クレンザーは使い過ぎると浴槽を傷つける原因となるため、使い過ぎには注意が必要です。

壁・床・カウンターの下

壁・床は、まんべんなく浴室用洗剤をスプレーしたのちに、スポンジを使用してお掃除をしましょう。特に、ヌルヌルとした汚れにはスポンジが効果的です。パッキン部分の細かい汚れや、カウンターの下などお掃除が難しい場所は、ブラシを使用しましょう。ブラシを使用することで、細かい部分もしっかりとお掃除ができます。それでも汚れが落ちない場合は、クリームクレンザーを使用するとよいでしょう。使い過ぎると床・壁を傷つける原因となるため、こすりすぎに注意してください。

椅子

椅子は週に1回程度、残り湯を使って浸け置き洗いをするのがオススメです。椅子や洗面器、桶などをまとめて浴槽に沈め、浸かりきる水位に調整したら、過酸化ナトリウムを投入し、よくかき混ぜます。過酸化ナトリウムの量は汚れによって調整が必要ですが、30リットルの水につき、大さじ2杯程度が適量です。2~3時間ほど浸け置きしたら、水ですすいでください。

排水口

排水口はニオイ・詰まりを解消するために、定期的に市販の排水パイプ用洗浄剤を使いましょう。ただし頻繁に使いすぎたり、洗浄剤の放置時間が長すぎたりすると、排水管を痛める原因となります。放置時間は製品の指示に従って、守るようにしてください。髪の毛などのゴミは、基本的に毎回取り除きましょう。ゴミが集めやすい目皿に変えるだけでも、毎日のお掃除の負担を大きく軽減できます。

鏡に水アカを発生させないためには、水滴をしっかりと拭き取ることです。そのためにはスクイージー、もしくはタオルで水滴を毎日拭き取ってください。また、1週間に1回程度は、スポンジでお掃除をしましょう。ウロコ状の水アカにはクエン酸がオススメです。水100mlとクエン酸小さじ1/2を混ぜて、クエン酸スプレーを作り、ウロコ部分に吹きかけてください。頑固な汚れの場合は、ラップで覆い30分ほど置くとキレイになります。
 
鏡の水アカを落とす方法については、こちらの記事も併せてご覧ください。
 
お風呂の鏡の水アカを落とす方法や原因、予防方法を紹介

お風呂掃除に役立つ掃除道具の選び方

ここでは、お風呂のお掃除に役立つお掃除道具を具体的に紹介します。道具の選び方も併せてご紹介するので、毎日のお掃除を楽にしたい方はぜひ参考にしてください。

  • タイルブラシ
  • 風呂蓋用ブラシ
  • 柄付きブラシ・クリーナー・スポンジ
  • ハンディスポンジ
  • 天井クリーナー
  • メラミンスポンジ
  • カビ取り剤
  • 排水口ネット
  • 浴室用ブーツ

タイルブラシ

タイルブラシは、床を洗うのにとても役立ちます。広い面を手早くお掃除するものや細かい溝部分に対応できる細いものまで、さまざまな種類があります。柄が長いものを選べばしゃがまずに床をみがけ、柄の短いものであれば頑固な汚れにも力を入れてゴシゴシこすれます。自分がどのように床のお掃除をしているかによって、適したタイプのタイルブラシを選びましょう。
 
また、タイルブラシにはハードとソフトの2種類があり、汚れ具合によって材質を使い分ける方法もあります。

風呂蓋用ブラシ

お風呂の蓋は細かい溝があり、水が溜まりやすくカビが発生しやすいです。とはいえ、溝の1本ずつを細かくお手入れするのは大変という方は風呂蓋用ブラシがオススメです。蓋の凸凹にしっかりとフィットするよう長さの異なるブラシが付いたものなら、細かい汚れを落とせます。

柄付きブラシ・クリーナー・スポンジ

長い柄付きブラシ・クリーナー・スポンジは天井、浴槽をお掃除するときに便利な道具です。お風呂のお掃除をしていて、しゃがんで腰が痛い、天井に届かないと悩む方も多いでしょう。伸縮できる柄付きのお掃除道具があれば、箇所ごとに長さを変えて天井や浴槽をお掃除できます。クリーナーとワイパーが付いているものがあれば、1つでさまざまな使い方ができて便利です。

ハンディスポンジ

ハンディスポンジは、浴槽から壁の汚れなど幅広い箇所に使えるアイテムです。ソフトタイプのものであれば、材質を傷つけることもありません。ハンディスポンジは浴室だけではなく、お掃除において欠かせないものです。比較的安価で手に入るため、いくつかストックしておきましょう。

メラミンスポンジ

メラミンスポンジはメラミンフォームという材質でできており、研磨して汚れを落とします。水アカや黒ずみ、石鹸カスなどさまざまな場所で役立ちます。「水だけで汚れが落ちる」とうたっているものもあるので、日々のお手入れにぴったりです。ただし研磨する性質上、コーティングや加工を剥がしてしまったり、細かい傷になってしまったりするおそれがあるので、使う際の力の入れ方や使用する箇所には注意が必要です。

カビ取り剤

パッキンに付いてしまった頑固な黒カビは、市販のカビ取り剤で取れます。洗剤で落とすのが難しいカビも、カビ取り剤であればスムーズに落とせます。カビ取り剤を使用する際は、窓を開けたり換気扇をつけたりして必ず換気をしてください。また、天井や高い壁など目よりも高い位置のお掃除に利用する際は、マスクやメガネを着用し、直接吹きかけるのではなく布などにスプレーして拭きましょう。

排水口ネット

排水口ネットは、髪の毛やゴミを流さないよう、キャッチしてくれます。排水口のゴミは毎日お掃除するため、あると便利です。

浴室用ブーツ

浴室用ブーツは足が濡れるのを避けられるため、お掃除がしやすくなります。さらに耐水性の素材でできているため、水が侵入することもありません。漂白剤や洗剤は、肌に付着すると肌を痛める原因となるため、お掃除の際はブーツがあるとよいでしょう。

お風呂掃除道具の収納について

お風呂掃除道具の収納について

お風呂のお掃除で便利なグッズを紹介してきましたが、収納場所も必要です。基本的に収納場所は、洗面台下の収納スペースや洗濯機周辺のスペースが候補となります。
 
例えば、洗濯機の横にマグネット式のホルダーを付けて、浴室用ブーツやスポンジを掛ければデッドスペースを有効活用できます。
 
お掃除道具はあれば便利なものばかりですが、全てを揃える必要はありません。かえって収納場所がなくて困ってしまう可能性もあります。お掃除道具は保管できる分、使い分けられるものだけを購入するのが大切です。どうしても必要、頻繁に使いそうと思ったときに、お掃除道具を買い足すのがよいでしょう。

お風呂の掃除にさまざまな掃除道具を活用してみよう!

本記事ではお風呂のお掃除場所別に、汚れの原因や役立つお掃除道具などを紹介しました。基本的にお風呂は毎日使う場所であり、カビが繁殖しやすい環境であることから、入浴後にお掃除をするように心掛けしましょう。お掃除を怠ると汚れを落としにくくなり、1度のお掃除の負担が大きくなってしまいます。毎日のお掃除が難しい場合は、便利グッズを使用したりお掃除道具を買い足したりする工夫をするとよいでしょう。
 
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