リビングをキレイに見せるコツとは?収納方法やインテリアの選び方まで紹介
リビングをキレイに見せるためには、物を少なくする、色を統一するなど、視覚から入る情報量を少なく抑えることがポイントです。
本記事では、キレイに見えるリビングの作り方、リビングの収納方法、生活感を隠す方法、インテリアの選び方をご紹介します。
キレイに見えるリビングの作り方
キレイに見えるリビングには、物や文字のような視覚から入る情報量が少ないという特徴があります。そのためにも、まずはテーブルやソファなど、大きな平面に置いている物は片付け、その後、色を統一する、文字情報を減らすなどしていきましょう。
テーブルや床のような平面に物を置かない
テーブルやソファ、床など、大きな平面に物がたくさん置いてあると、それだけで雑多な印象になってしまいます。読みかけのチラシや洋服など、不要な物を置いていたら片付けて、平面が見えるようにしましょう。
家具の高さを揃える
並んでいる家具の高さが揃うと、それだけでも整った印象になります。とはいえ、家具を買い換える必要はなく、高さが揃うように並べ替えるだけでも効果的です。
色数を減らし統一する
室内に色の数が多いだけでも、ごちゃごちゃした印象になります。リビングのテーマカラーを決めて、できるだけ統一感のある配色にしましょう。
配色を決める際は、白・黒・グレーなどのモノトーン、ベージュや木目など自然な色合いを使うと、清潔感や落ち着きを演出しやすくなります。
商品名やロゴのような文字は隠す
文字情報は視界に入りやすく、リビングに多いと落ち着かない印象を与えます。商品はパッケージから出して無地の容器に詰め替えるなど、ロゴや文字を減らすだけでもすっきりした印象になります。
こまめにリセットする
リビングは家族全員で使うスペースのため、整えても散らかりやすい場所です。そのため、毎日少しずつでも片付けるなどして、定期的に空間をリセットしましょう。
まとめて整頓するより、目につく範囲だけでもこまめに整えるのがキレイを維持するコツです。
見えない部分は大掃除で
とはいえ、カーペットやソファの隙間まで毎回お掃除しようとすると、時間がかかり片付けが続かない原因になりかねません。
普段見えない場所は大掃除のときに片付けるなど、ある程度のお掃除は割り切ってしまうのもポイントです。
リビングの収納方法
家族が使うリビングでは、個人のものを極力減らし、物の定位置を決めることが大切です。また、使用頻度の高いものは見せる収納を使うと、ストレスなく使ったり片付けたりできます。
物の定位置を決める
リビングに限らず、片付く収納の大原則は物の定位置を決め、使ったらすぐに戻すことです。
物の定位置に名前をラベリングしたり、出し入れしやすい収納容器を使ったりして、片付けやすく戻しやすい工夫をすることも大切です。
個人のものは置かない
リビングに個人の物を持ち込んだら、その日のうちに各自の部屋に持ち帰るようにしましょう。
もし、リビングにお子さんの遊ぶスペースがあるなら、区切りを設け、その中に片付けるようにします。
見せる収納を活用する
物が出ていても、大きさや色・素材感が揃っていれば片付いた印象になります。また、収納ボックス自体も木製やガラス製など、少し品質の高いものを使うと、より整った印象となるでしょう。
なお、見せる収納では製品名などが見えると生活感につながります。そのため、文字やロゴは極力隠しましょう。
収納を見直すことも大切
リビングをキレイに保つためには、使いやすい収納が大切です。
お子さんの成長など家族の変化により、リビングで使うものが変わることもあります。収納方法や道具は定期的に見直し、より使いやすく変えていきましょう。
生活感を隠す方法
コード類や雑誌、掃除道具がリビングにあると、一気に生活感が出てしまいます。これらのものは1カ所にまとめたり、隠したりして、すっきりとした印象にしましょう。
コード類は家具の後ろやケーブルボックスで目隠し
コード類は家具の隙間などに隠して、できるだけ目につかないように整えましょう。
また、電源タップや余ったコードなどをまとめて収納できるケーブルボックスを使えば、機能性もデザイン性も高く目隠しできます。
掃除道具は1カ所にまとめる
ハンディモップやカーペットクリーナーなど、リビングの掃除道具は1カ所にまとめて収納しましょう。しかし、出し入れしづらいとお掃除が億劫になるので、使いやすく目に入りづらい場所に収納するのがポイントです。
雑誌や新聞は一時的な置き場所を確保する
読み終わった新聞や雑誌・チラシなどは処分するまで、まとめて置いておける場所を確保しましょう。また、そのまま置いておくと生活感が出てしまうため、キャビネットの中に入れたり、ストッカーを使ったりして目隠しをします。
処分するものとは別に、読みかけの本や雑誌を置いておける場所も作ると、テーブルやソファが散らからずオススメです。
プリント類は1カ所にまとめて貼る
プリント類は壁や冷蔵庫などに貼らず、1カ所にまとめておきましょう。
壁に直接貼るのではなく、クリップボードに挟んで並べるだけでも統一感がでます。キャビネットがあるなら、扉裏に貼るのもひとつの方法です。
リモコン類は箱などにまとめる
テレビやエアコンなど、複数のリモコンが出しっぱなしになっていても、生活感が出てしまいます。少し深さのある籠や箱に仕舞うだけでも、目隠し効果が生まれすっきりとした印象になります。
ティッシュペーパーはカバーをかけるか隠す
ティッシュペーパーは箱のまま置いておくと、色も揃わず、製品の名前が視界に入り生活感が出てしまいます。見える場所に置くときは、ティッシュボックスカバーをかけましょう。
インテリアにも気を使う
整ったリビングをさらにキレイに見せるには、グリーンや鏡などの視覚効果のあるインテリアを上手に取り入れるとよいでしょう。また、大型家電を買い換える際は、デザイン性を重視しインテリアとして設置する方法もあります。
グリーンを取り入れる
リビングにグリーンがあると、明るさや心地よさを感じられるだけでなく、アイキャッチ効果が生まれ、片付けづらい細部に目が行きづらくなります。
大きな鉢だけでなく、壁や天井から吊り下げるタイプのグリーンでも、同様の効果が得られます。
鏡を使う
リビングに鏡を設置すると、広く明るく見せる効果が生まれます。なお、設置する際は鏡に映る物に注意し、できれば窓の外などが映し出される角度にしましょう。
アクリル製の鏡を使えば、壁に貼り付けられ、高い位置から落ちても割れにくいためケガのリスクを減らせます。
低い家具で統一する
もうひとつ、リビングを広く見せる方法としては、家具の高さを低くするのも効果的です。家具が大きいと圧迫感が生まれ、リビングが窮屈に感じてしまいます。
そのため、ゆとりや解放感を演出したいときは、低めの家具に統一し、天井に近い壁に鏡や時計、アートを設置すると効果的です。
家具の購入時は統一感を意識する
インテリアを新しく購入するときは、リビングのテーマカラーに沿っているか確認しましょう。統一感を意識することで、リビングに不用意な物を増やすのを防止する効果も期待できます。
デザイン性の高い家電を選ぶ
最近では炊飯器や掃除機など、日頃使う家電類も、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品が多くあります。買い換える際は、インテリアの一部として家電を選んでみてもよいでしょう。
まとめ:視覚から入る情報量を少なくしリビングをキレイに見せよう
キレイなリビングを作るためには、平面に物を置かない、色を減らし統一する、文字やロゴを減らすなど、情報量を減らすのがポイントです。また、生活感につながるものは隠して収納するとよいでしょう。
リビングが整ったら観葉植物や鏡などを上手に使うと、視覚効果が生まれ、より快適な空間作りに役立ちます。また、キレイなリビング作りの一環として、大型家電を買い換えるときは、デザイン性に注目するのもオススメです。
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この記事を書いた人
くらトク編集担当