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エアコンから水漏れ?場所別の原因や対処法を解説!

エアコンから水漏れ?場所別の原因や対処法を解説!
エアコン|2026.09.01

エアコンから突然水漏れが起き「故障かもしれない」と困っていませんか。水漏れはエアコンで比較的よくあるトラブルですが、状況が悪化するのを防ぐため、早めの対処が肝心です。

 
本記事では、エアコンから水漏れする主な原因や、発生した際にまず行うべき応急処置発生箇所から考えられる要因具体的な対処法や予防策を分かりやすく解説します。水漏れが起きて困っている方は、本記事を読んで、できることから対応してみましょう。

エアコンから水漏れする主な原因

なぜエアコンから水漏れが起きてしまうのでしょうか。代表的な原因をご紹介します。

ドレンホースのトラブル

エアコンから水漏れが起こる主な原因の1つは、ドレンホースのトラブルです。ドレンホースとは、エアコンの室内機で発生した水を屋外へ排出するためのホースを指します。

 
エアコンは、室内の空気を取り込み、内部の熱交換器で温度を下げ再び室内へ送り返すことで、部屋を涼しく保つ仕組みになっています。冷たい飲み物を入れたグラスに水滴がつくのと同じように、空気が冷やされる過程で空気中の水蒸気は水滴になります。本来この水滴はドレンホースを通じて屋外に排出されますが、ホース内部に汚れやホコリが溜まっていると排出できません。行き場をなくした水は逆流し、室内機から水漏れしてしまうことがあります。

 
ただし、ドレンホースのお掃除を無理に行うと、逆に故障につながるおそれもあります。まずは状態を確認し、異常が見られる場合にはメーカー・販売店へ相談しましょう。

 
また、ドレンホースの設置状態によって水漏れが起こることがあります。例えば、以下のような場合は注意が必要です。

  • 先端が折れ曲がっている
  • 先端が上向きになっている
  • 先端がふさがれている
  • 先端が水溜まりに浸かっている

 
このような場合、ホースの向きや位置を調整することで改善する可能性がありますが、無理に動かさず、慎重に対応しましょう。

エアコン内部のトラブル

エアコン内部の不具合も、水漏れの原因の1つです。

 
エアコン内部には「ドレンパン」と呼ばれる水滴を受け止める部品があります。ここに溜まった水は、ドレンホースを通して屋外へ排出されます。

 
しかし、ドレンパンに汚れが蓄積してしまうと水の流れが妨げられ、うまく排出できません。その結果、処理しきれなかった水があふれ、室内機から水漏れが起こることがあります。何らかの原因でドレンパンが破損したり、ドレンパンとドレンホースが適切に接続されていなかったりすることが原因で、水漏れが起こることもあります。

 
また前述の通り、エアコンは室内の温かい空気を内部の熱交換器で冷やす際に水滴を発生させる仕組みになっています。室内の温度がかなり高く、発生した水滴の量が多過ぎると、排出が追いつかなくなって水漏れにつながることもあるでしょう。

送風口などの結露

送風口などに発生した結露が水滴となってしたたり、水漏れのように見えることがあります。

 
エアコンを運転すると送風口周辺も冷やされ、その影響で空気中の水分が結露して、水滴ができてしまうことがあります。特にルーバー(風向きを調整する羽根)が下向きだと、水滴が垂れやすい傾向にあります。

 
また、フィルターにホコリなどが溜まっていると空気の流れが悪くなるので、送風口付近が冷えやすくなります。その結果、結露が発生しやすくなることもあります。

 
風量が弱い状態で運転していることも、送風口が結露する原因の1つです。「風量が弱いと、送風口付近に冷たい空気が溜まりやすく、水滴ができやすくなります。このような場合、風量を強くすることで改善する可能性があります。

その他故障要因

その他の原因として「エアコンのガス漏れ」による不具合も考えられます。

 
エアコンのガスとは、エアコンが空気を冷やす際に熱を運ぶ役割を持つ冷媒ガスのことです。通常は密閉された配管内を循環しており、自然に減ることはありません。

 
しかし、長期間の使用による劣化や取り付け時の不具合、室外機の無理な移動や地震などの影響で配管が破損すると、そこから冷媒ガスが漏れることがあります。冷媒ガスは時間の経過とともに徐々に漏れ続けるため、冷暖房能力が低下していきます。 冷媒ガスが漏れると、熱交換器に冷えている部分と十分に冷えない部分が生じ、その温度差によってファンに結露が発生することがあります。この結露水がファンの風に乗って飛散し、水飛び(露飛び)の原因となる場合があります。

 
またガス不足の状態では、熱交換器が凍ってしまうケースも少なくありません。凍った部分が時間の経過とともに溶けることで、一度に多くの水が発生し、水漏れの原因となることもあります。

エアコンから水漏れした際、まず行うこと

水漏れが発生した場合は、まずエアコンを停止させ、電源プラグを抜きましょう。

 
水漏れが起きている状態で運転を続けると、症状が悪化するおそれがあるだけではなく、漏電につながるリスクもあります。電源プラグが濡れている場合は、そのまま抜くと感電のリスクがあるので、絶対に触らずブレーカーを落としてから対応してください。

 
次に、周囲の家電や家具を移動させ、水濡れによる被害を防ぎましょう。移動が難しい場合は、ビニールシートやゴミ袋などをかぶせて保護します。

 
バケツを置いたりタオルを敷いたりして、床や壁に水が染み込むのを防ぐことも大切です。壁紙などの汚れを防ぐためにも、早めに水分を拭き取っておきましょう。

エアコンの水漏れする場所から推測できる要因は?

水漏れが起きている場所で、ある程度の原因を推測できることがあります。一例を見てみましょう。

室内機から水漏れしている場合

室内機の送風口や本体の下部から水が垂れている場合は、ドレンホースの詰まりやドレンホース先端の状態に問題があるおそれがあります。また、送風口付近で発生した結露が原因となっている可能性もあるでしょう。前面パネルの取り付けが正しくできておらず、きちんと閉じていないと、内部の水滴が垂れることもあります。

 
エアコンと壁の隙間から水が出ている場合は、室内機とドレンホースの接続部分に問題があるのかもしれません。ただし、ドレンホース自体の詰まりによって、壁の隙間から水漏れが起こることもあります。

室外機から水漏れしている場合

室外機から水が漏れているように見えても、基本的には異常ではないケースがほとんどです。

 
前述の通り、空気を冷やす過程で発生した水滴は、ドレンホースを通じて屋外へ排出されるため、室外機の周辺で水が漏れているように見えることがあります。冷房運転時には配管や室外機の下部に水滴が付くことがあり、それが垂れることで水漏れのように見えるケースも少なくありません。

 
また、暖房運転時には室外機に霜が付くことがあります。この霜を取り除くための「霜取り運転」によって、溶けた霜が水となって流れ出るので、水漏れのように見えることもあります。

ご自身で行えるエアコンの水漏れの対処法

エアコンの水漏れの原因によっては、ご自身で対処できるケースもあります。ここからは、ご自身でできる水漏れの対処法を見ていきましょう。

 
ただし、普段のお手入れで取り外さない部品を無理に外すと、破損のおそれがあります。無理な作業は避け、製品の取扱説明書を確認の上、対処してください。

エアコンフィルターを清掃する

エアコンから水漏れが発生した場合は、まずフィルターの状態を確認し、必要に応じてお掃除を行いましょう。

 

フィルターにホコリなどが溜まっていると、空気の流れが悪くなり、送風口付近で結露が発生しやすくなります。フィルターのお掃除は、掃除機で吸い取る方法が効果的です。汚れが気になる場合は、シャワーをかけて水洗いをしてください。

部品を正しく付け直す

先ほど解説しました通り、前面パネルがきちんと取り付けられていない場合は、内部で発生した結露が外に垂れ、水漏れにつながることがあります。

 
前面パネルを閉めた際に隙間ができていたり、スムーズに閉まらなかったりする場合は、お手入れ後の部品が正しく取り付けられていないのかもしれません。取り付け状態を再確認し、製品の取扱説明書に従って、正しく付け直しましょう。

ドレンホースを確認する

水漏れが起きた場合は、ドレンホースの状態を確認しましょう。

 
よく見られる状態と対処方法は、以下の通りです。

ドレンホースの状態 対処法
詰まり・ふさがり 故障の原因となるためご自身での清掃は避け、メーカー・販売店に点検・清掃を依頼する。
折れ曲がり 劣化や破損による折れ曲がりの場合は、メーカー・販売店に依頼してホースの交換を行う。
逆勾配 取り付けを行ったメーカー・販売店に相談する。
劣化の場合も、必要に応じてホースの交換を行う。
凍結 ホースの詰まりがないか、先端が雪や氷でふさがれていないかを確認する。
その後、40℃前後のお湯で、ゆっくりと溶かす(熱湯は変形の原因になるのでNG)。

 
軽度の詰まりやホースの位置調整、凍結などであればご自身で対応できる場合もありますが、異常が見られる場合は無理に対処しないことが大切です。無理な作業は故障のおそれがあるため、メーカー・販売店へ相談しましょう。

エアコンの水漏れが止まらない場合は専門業者へ相談がオススメ

これまでにご紹介した対処法を試しても水漏れが改善しない場合は、メーカー・販売店への相談を検討しましょう。

 
エアコンの水漏れは、原因の特定が難しいケースも多く、専門知識がなければ正確に判断できないこともあります。また原因が分かったとしても、ご自身で対応するのが難しいトラブルも少なくありません。

 
無理に対処を行うと症状が悪化してしまい、水漏れがさらにひどくなったり、修理費用が高くなったりするおそれもあります。

 
特に大量の水が漏れ出した場合は、エアコン本体だけではなく、壁や床などにも影響が及ぶ可能性も高いです。できるだけ早めにメーカー・販売店へ相談することをオススメします。

 
三菱電機製のエアコンなら、三菱電機システムサービスにて点検・修理を承っております。詳細は以下のリンクよりご確認ください。※ まずはお買い上げの販売店へご相談ください。

 
【修理依頼はコチラ】三菱電機システムサービス 家庭用電化製品の修理・点検のご依頼

エアコン水漏れの予防策は?

エアコンの水漏れは、日頃のお手入れや使い方を見直すことで予防できる場合があります。これからご紹介する方法を参考に、水漏れを防ぎましょう。

エアコンのフィルターを小まめに清掃する

エアコンの水漏れを防ぐには、小まめにフィルターのお掃除を行うことが大切です。

 
繰り返しになりますが、フィルターに汚れが蓄積すると結露が発生しやすくなるため、水滴の発生につながりやすいです。また空気の循環がスムーズに行われなくなることで、エアコンの運転効率が低下し、電気代の無駄につながる可能性もあります。

 
三菱電機では、自動おそうじ機能が付いていないタイプの場合、2週間に1回の頻度でフィルターをお掃除することをオススメしています。適切な頻度は製品によっても異なるので、取扱説明書を確認してみてください。

 
それほど使用頻度が高くない場合でも、月に1回はフィルターの状態を確認することで、詰まりを防ぎやすくなるでしょう。

 
以下のページでは、フィルターのお掃除方法や注意点を分かりやすく解説しています。併せて参考にしてみてください。

 

エアコンフィルターの掃除にはメリットがたくさん!フィルターの掃除方法や注意点について解説

定期的にエアコンのクリーニングを専門業者へ依頼する

水漏れはもちろん、その他のトラブルを防ぐために、定期的にエアコンクリーニングを専門業者に依頼するのがオススメです。

 
エアコンの内部には、使用するたびに汚れが少しずつ溜まっていきます。しかし、ご自身で取り外せる部品には限りがあり、内部までしっかりとお掃除するのは難しいでしょう。また水を使ったお掃除は、やり方を間違えると故障のおそれもあります。

 
専門業者であれば内部の部品を分解し、適切な方法で洗浄することが可能です。ご自身では手が届かない部分までしっかりとキレイにできるため、汚れの蓄積を防ぎやすくなります。

 
定期的に内部のクリーニングを行うことで、水漏れをはじめとした不具合の予防につながります。

使用前に試運転を実施する

エアコンを使用する季節の前には、あらかじめ試運転を行っておくことが大切です。

 
本格的に使い始めてから水漏れが発生すると、その間エアコンが使用できなくなってしまいます。特に夏や冬など使用が集中する時期は、専門業者へ依頼してもすぐに対応してもらえないケースも少なくありません。

 
事前に試運転を行い、水漏れやその他の不具合がないかを確認しておくことで、シーズン中も安心して使用できます。

 
水漏れの有無を確認する際は、以下の手順で行いましょう。

 

  1. 最低設定温度で冷房運転をする
  2. 運転開始から10分後に、送風口から出る風の冷たさを確認
  3. 運転開始から30分後に、ドレンホースからの排水が正常に行われているかを確認する

 
事前に状態をチェックしておくことで、トラブルの早期発見につながります。

まとめ:エアコンの水漏れは早めに対処しましょう

エアコンの水漏れが続いている場合、そのまま放置すると、さらに大きなトラブルにつながるおそれがあります。

 
水漏れが発生した際は、まず運転を停止し、電源プラグを抜くなどの初期対応を行いましょう。その上で、状況に応じて応急処置を行うことが大切です。

 
原因によってはご自身で対応できるケースもありますが、専門的な知識や作業が必要となる場合も少なくありません。無理に対応しようとすると、かえって状態を悪化させてしまう可能性もあるので注意が必要です。

 
改善が見られない場合や原因が分からない場合は、早めにメーカー・販売店へ相談することをオススメします。

 
三菱電機の「くらトク」では、50年以上にわたってエアコンを製造してきた実績を基に、エアコンクリーニングサービスを提供しています。国内の全メーカー(※)に対応しているので、他社製品をご利用の方もお気軽にご相談ください。

 
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「ノクリア」は、株式会社ゼネラルの登録商標です。
 

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くらトク編集担当

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