料理が楽になる!「びっくリングIH」「レンジグリルIH」を徹底取材!
普段の料理をより手軽に、そしてよりおいしくしてくれる三菱電機のIHクッキングヒーター「びっくリングIH」と「レンジグリルIH」の体験会を、くらトク編集部が体験してきました。
便利な時短機能や、毎日の料理の手間を減らせる賢い機能などを徹底取材。試作した料理のおいしさに思わず夢中になりながらも、それぞれの良さを一つずつ体感してきた様子をご紹介します。
後半では、編集部員たちの感想もご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
びっくリングIHについて
びっくリングIHは、特許を取得した「びっくリングコイルP」により、さまざまな便利機能を搭載したIHです。
内部のコイルが5つのゾーンに分かれており、鍋の形や大きさによって自動でヒーター火力を調整してくれるので、従来のIHよりもさらにムラが少なく効率の良い加熱を実現します。
これまでガスコンロを使っていた方でも違和感のない火力ダイヤル操作や、鍋肌に映り込むようデザインされた15段階の火加減クッキリサインなど、デザインにもこだわって作られています。
対流を作ることで熱の入り方を自動調整
びっくリングIHの「対流煮込み加熱<プラス>」では、コイルごとの火加減が自動で切り替わることで、2方向以上からの交互対流が生まれます。加熱中は鍋の中をかきまぜ続けているような状態になり、煮物の味がしっかりとしみ込みます。
また「ゆでもの加熱」では、交互対流の間に1秒間の非加熱時間を作ることで吹きこぼれを抑制し、均一に火が通った仕上がりに。調理中に手をかけなくても、びっくリングIHが丁度良い火加減を見守ってくれます。
熱風循環加熱方式を採用した「びっクリアオーブン」も搭載
びっくリングIHのグリル「びっクリアオーブン」は、庫内の奥から出てくる熱風を循環させて加熱する技術を採用しています。
手軽にノンフライ調理や両面自動焼きができる他、温度設定も10℃刻みと細かく設定できるため、幅広い使い方が可能です。
レンジグリルIHについて
レンジグリルIHはその名の通り「レンジ加熱」をグリル部で行えるIHです。
レンジ加熱によって調理するレトルト食品・時短調理食品は今や主流となっていますが、お持ちのレンジとレンジグリルIHがあれば、レンジが2台になるのでひとつのレンジ加熱が終わるのを待たなければならない「レンジ加熱渋滞」問題の解消に役立ちます。
「いつもの電子レンジで冷凍しておいたご飯をあたためながら、レンジグリルIHでおかずをあたためる」といった活用も可能です。
200VのIHだから可能となった、レンジ加熱とグリル加熱を同時に行う「レンジグリル加熱」も搭載しています。
スムーズな導線で調理を効率化できる「リレー調理」
IH加熱とグリル部加熱の連携調理ができる「リレー調理ボタン」を押すと、選択したメニューに合わせて、IHからグリルへ切り替えた後の加熱時間・火加減・温度を自動で調整してくれます。
上のIHで食材に焼き目をつけてから、下のレンジグリルでじっくりと火を通していくような使い方ができるため、レンジグリルIHなら、料理が苦手な人にとっては悩みの種となることも多い「生焼け」や「焼きすぎ」の問題を解決してくれます。
「びっくリングIH」「レンジグリルIH」を使って調理してみました!
今回の体験会で作ったのは、ボリュームたっぷりの計8品! 機能や操作について教えてもらいながら、2時間ちょっとでこれだけの品数を作れたことにまず驚きです。
びっくリングIHで調理
びっくりングIHで作ったのは、以下の3品です。
・バターリングパン
・カレー
・うどん
バターリングパンは、付属のディッシュパンを使って作りました。生地を成形してディッシュパンへきれいに並べたら、深型ディッシュで蓋をして、びっクリアオーブンへIN。
そこからグリルメニューにある「発酵」「パン焼き」と表示に沿って進めるだけで、全く手間をかけずにフワフワのパンが焼き上がりました。
詳しいレシピを知りたい方は、以下のレシピブックも参考にしてみてください。
▼IHクッキングヒーターレシピブック
カレーを煮込むまでの手順は"切った食材と水を鍋に入れ「対流煮込み加熱<プラス>」をスタートさせるのみ"という手軽さ。
通常は「火が通っていないところがないか」「食材がなべ底に焦げ付いていないか」と小まめにかき混ぜながら火加減を調整する必要がありますが、この日は加熱の途中で全く手を触れませんでした。
手間が掛かるだけでなく、煮崩れの原因にもなっていたこの作業が要らないなんて……早くも料理の概念が覆されそうです。
煮込み終わったらカレールウを入れて、完成を待ちます。ここでもルウを細かく割ったり、かき混ぜたりする必要はなく、びっくリングIHの交互対流によってばっちり均一に仕上がっていました。
うどんを作る際は、まず麺を茹でるためのお湯を沸かします。IHならではのスピードであっという間に沸騰したら、麺を投入して「ゆでもの加熱」をスタート。
お湯がブクブクと泡立って「吹きこぼれるかも?」と思った瞬間、自動で火加減が調節され、見事に吹きこぼれが抑制されていました。
沸騰している状態はキープしたままなので、温度が下がり過ぎてしまうこともなく、きっちり規定通りの茹で時間で完成しました。
レンジグリルIHで調理
レンジグリルIHで作ったのは、以下の5品です。
・ローストビーフ
・ハンバーグ
・焼きそば
・ピリ辛フライドチキン
・パプリカの肉詰め
ローストビーフは、リレー調理のメニューの一つ「ローストビーフ」を選択し、流れに沿って作っていきます。
上のIHを使って、味付けしたブロック肉の6面に焼き目を付けたら、フライパンごと真下にあるグリルへ移動。そのまま14分間「レンジグリル加熱」をします。
焼き上がったものをスライスすると、まるでお店で買ってきたような絶妙な火の通り具合になっていました。
詳しいレシピを知りたい方は、以下のWebページも参考にしてみてください。
▼ローストビーフ
ハンバーグもリレー調理の「ハンバーグ」メニューで作ります。IHでハンバーグの表裏に焼き目を付けながら、付け合わせの野菜も一緒に加熱した後、今度は耐熱皿に移してからグリルに入れました。
厚みのあるボリューミーなハンバーグでしたが、7分間レンジグリル加熱をするだけで、ローストビーフとは対照的にしっかりと中まで火が通っていたのには驚きました。
詳しいレシピを知りたい方は、以下のWebページも参考にしてみてください
▼ふっくらハンバーグ
焼きそば作りには、油も水も使いません。麺と具材をグリル皿に広げたら、グリルへ入れて「レングリ調理」を選択します。
赤外線センサーが自動で温度を感知し、レンジグリル加熱でほったらかしでほとんどの工程が終了してしまいます。仕上げにソースを絡めて完成です。
ピリ辛フライドチキンとパプリカの肉詰めは、三菱家電ファンサイトに掲載の新作レシピとのこと!
ピリ辛フライドチキン | レシピサイトNadia (oceans-nadia.com)
パプリカの肉詰め | レシピサイトNadia (oceans-nadia.com)
どちらも手軽に作れるのにおしゃれな一品で、食卓を彩ってくれること間違いなしのメニューです。
くらトク編集部員の感想
最後に、今回IHを体験してみての、くらトク編集部員たちの感想をご紹介します。
・家族が多いので、大きな鍋でも加熱ムラが抑えられるびっくリングIHは魅力的!普段からよく大量の麺を茹でたりカレーを作ったりするので、重宝しそうです。
グリルはお魚を焼くのによく使うのですが、びっクリアオーブンでさんまを丸ごと焼いたら、短時間でふっくら焼けておいしいだろうな。
味にもこだわりたい私にとって、嬉しい機能が満載です。
・共働きのわが家は、レンジを使った時短料理に頼りきりと言っても過言ではありません。
冷凍ご飯をあたためたり、おかずをあたためたりとまさに電子レンジの「渋滞」を体感していたので、もうレンジグリルIH一択です!
今あるレンジと2台使いすれば、忙しい毎日がちょっと楽になるかもと期待しちゃいます。
・びっくリングIHなら交互対流のおかげで手が空く分、追加でもう一品作る余裕ができそうです。煮崩れしないので料理の見栄えも良くなりますね。
とはいえリレー調理で的確な火加減を判断してくれるレンジグリルIHも、料理初心者の私にとってはとても嬉しいポイントです。
まとめ
三菱電機のIHクッキングヒーター「びっくリングIH」と「レンジグリルIH」、それぞれの特長を実感した体験した様子をご紹介しました。
ぜひ本レポートを参考に、2つのIHで解決できる料理のお悩みを比較して、どちらの製品がご自身に合っているのか検討してみてください。
なお、独自の機能を搭載するための開発秘話や、お手入れのしやすさへのこだわりなど、今回のレポートではご紹介しきれなかった情報もまだまだたくさんあります。製品について詳しく知りたい方は、以下のWebページもチェックしてみてください。
▼びっくリングIHについてはこちら
▼レンジグリルIHについてはこちら
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この記事を書いた人
くらトク編集担当