浴室乾燥機をご自身で掃除する方法を解説!安全対策や日々のお手入れ方法もご紹介

浴室乾燥機を使って湿気を取り除くことは、カビの発生対策に効果的で浴室を清潔に保つことにつながります。一方、定期的にお掃除をしないと、フィルターなどにホコリや汚れが溜まり、十分な乾燥効果が得られなくなります。
また、乾燥が十分にできず、カビが増殖しやすい環境になってしまうと、さまざまなトラブルの原因にもなります。そのため、浴室乾燥機を有効活用するには、小まめなお手入れが欠かせません。
そこで本記事では、浴室乾燥機をご自身でお掃除するための準備や、部位別・種類別のお掃除方法、適切なお掃除の頻度などを解説します。一見汚れていないように見えても、浴室乾燥機には汚れが蓄積している可能性があります。本記事を参考にして、安全に配慮しながら、浴室乾燥機をキレイに保ちましょう。
目次
浴室乾燥機の設置タイプの種類天井埋め込みタイプ壁掛けタイプ浴室乾燥機が汚れる原因汚れを放置するリスク浴室乾燥機をご自身で掃除する準備と安全対策必要な道具と洗剤を用意する電源またはブレーカーを切る浴室乾燥機の部位別掃除方法本体カバー・パネルフィルター吸込口・吹出口浴室乾燥機の内部部品の掃除は避ける浴室乾燥機掃除の頻度と日常のお手入れ方法浴室乾燥機掃除のよくある質問と対処法掃除しても性能が回復しない場合の対処法は?カビ・悪臭が発生した場合の対策は?ご自身で掃除するかプロに依頼するかの判断基準まとめ:浴室乾燥機は定期的にお手入れしよう浴室乾燥機の設置タイプの種類
浴室乾燥機は、浴室乾燥と衣類乾燥の両方をかなえる家電製品です。一般的に、以下のような機能を搭載しています。
- 乾燥
- 換気
- 暖房
- 涼風
浴室内に湿気がこもるのを防げる他、雨の日など天候が悪い日でも、洗濯物を乾かすことができます。暖房や涼風機能が付いているなら、季節を問わず快適なバスタイムを楽しめるのが特徴です。
一口に浴室乾燥機といっても、いくつかの種類があります。浴室乾燥機のお掃除方法を知る前に、まずはどのような浴室乾燥機があるのかを見ていきましょう。
天井埋め込みタイプ

天井埋め込みタイプの浴室乾燥機は、お風呂の天井の一部に穴を開け、そこに取り付けるタイプのことです。ビルトインタイプとも呼ばれます。近年はこのタイプが主流で、多くの新築物件やリフォームの際に選ばれています。
普段は本体カバーやパネルしか見えず、機器の大部分が天井裏に埋まっているのが特徴です。すっきりとした見た目になり、浴室全体が広く感じられます。
ただし、このタイプの浴室乾燥機を設置する場合、天井にある程度のスペースが必要です。後付けも可能ですが、天井裏に十分なスペースがない構造の場合、設置が難しいこともあります。
壁掛けタイプ

壁掛けタイプの浴室乾燥機は、文字通り壁に取り付けるタイプで、小さなエアコンのような形状をしています。
壁にある既存の換気扇を取り外して設置するか、新たに壁に穴を開けて設置します。このタイプは、天井にダクトを通していない戸建てや、壁がタイル張りの浴室にも取り付けることが可能です。
ただし、仕組み上、屋外に面している壁がある浴室にしか設置できません。また、屋外に面している壁に大きな窓がある場合など、スペースに制限があると取り付けられないこともあります。
浴室乾燥機が汚れる原因
浴室乾燥機が汚れる主な原因は、空気中に含まれるホコリやチリです。
空気中には目に見えないホコリやチリが含まれています。浴室乾燥機は、湿気とともにこれらを吸い込み、フィルターなどに蓄積することで浴室乾燥機が汚れてしまいます。
また、湿気や温度が上がりやすい浴室内では、ホコリや皮脂汚れ、石鹸カスなども蓄積しやすく、カビが発生しやすい環境となります。お掃除をおろそかにすると、フィルターに詰まったホコリを餌にして、あっという間にカビが増殖してしまいます。
表面を軽くお掃除すれば見た目はキレイになりますが、内部のホコリやカビまでは取りきれないため、気づいたら大量の汚れが溜まっていたというケースも多いです。
汚れを放置するリスク
浴室乾燥機の汚れを放置すると、浴室内にカビが発生しやすくなります。
前述した通り、元々浴室はカビが発生しやすい環境です。浴室乾燥機でカビが発生すると、そのカビから放出された胞子が浴室内に漂い、他の場所でも繁殖してしまう恐れがあります。
また、ホコリがたまると換気機能が低下し、浴室内に湿気がこもりやすくなります。これにより、カビがさらに繁殖しやすい環境になるので、清潔な浴室を維持することが難しくなってしまうでしょう。悪化するとカビのニオイも気になるようになるため、快適なバスタイムを楽しむことができません。浴室内に洗濯物を干す場合、ニオイ移りが起きてしまうこともあります。
そして、汚れを放置することで、健康に影響を及ぼす恐れがあります。浴室乾燥機内でカビが増殖すると、その胞子を吸い込むことで咳やくしゃみが出やすくなるなど、体調を崩す原因になる可能性があります。
また、汚れが溜まったまま使用を続けると、機器に負担がかかり、故障しやすくなる可能性もあります。換気効率も低下するため乾燥に時間がかかり、余計な電気代がかかることにもつながります。快適で清潔な浴室を保ち、浴室乾燥機を長く安全に使うためにも、定期的なお掃除を心がけましょう。
浴室乾燥機をご自身で掃除する準備と安全対策
浴室乾燥機をご自身でお掃除する際は、準備と安全対策が欠かせません。2つのポイントを参考に、効率よく安全にお掃除をしましょう。
必要な道具と洗剤を用意する
まずは、以下の道具と洗剤を用意しましょう。
【道具】
- 掃除機
- ノズルブラシ
- 柔らかい布
- ゴム手袋
- ゴーグル
- マスク
- 脚立・椅子など
【洗剤】
- 台所用中性洗剤
浴室乾燥機は天井や壁の高い位置に付けられているため、見上げた状態での作業も多いです。口や鼻、目にホコリやカビが入るのを防ぐために、ゴーグルやマスクを着用して行いましょう。また足場が不安定だと転倒の危険があるので、脚立や椅子を使い、安全に気を付けて作業を行うようにしてください。
電源またはブレーカーを切る
浴室乾燥機をお掃除するには、電源かブレーカーを切ることが重要です。
安全のためにも運転を停止し動作が止まったことを確認してからお掃除を行うようにしましょう。
浴室乾燥機の部位別掃除方法
ここからは、浴室乾燥機のお掃除方法を部位別に解説していきます。
本体カバー・パネル
まず掃除機を使って、本体カバーやパネルの表面に付いているホコリを吸い取りましょう。掃除機の先端を強く当てると変形する恐れがあるので、優しく吸い取ります。
次に固く絞ったタオルで全体を拭き、取扱説明書に従って取り外し可能となっているカバー類を外します。取り外したら、カバーの内側も水拭きをしてください。
もし、汚れがこびり付いている場合は、薄めた台所用中性洗剤を布に含ませて、優しく拭き取り、水洗いをします。最後に乾拭きをして、洗剤が残らないようしっかり水気を取っておきましょう。
フィルター
フィルターのお掃除は、掃除機を使い、大まかなホコリを吸い取ります。汚れがひどい場合は、優しく水洗いしてください。しっかりすすぎ、乾いた布で水気を取ったら、日陰で自然乾燥させましょう。
ただし、製品によっては水洗いができないものや、洗剤が使用できないものがありますので、必ず取扱説明書の指示に従ってください。カバーを取り外さなくても、フィルターだけを取り外せるタイプの製品もあります。
また、長年使用していて劣化しているフィルターや、破れてしまっているフィルターは早めに交換しましょう。もし三菱電機製の浴室乾燥機をお使いの場合は、以下のリンクから一部機種のフィルターをご購入いただけます。
【交換用フィルターの購入はコチラ】バス乾燥・暖房・換気システム用フィルター
吸込口・吹出口
吸込口・吹出口は、ノズルブラシを付けた掃除機でホコリを取り除きます。もし嫌なニオイが発生している場合は、薄めた台所用中性洗剤を付けた布で拭き、洗剤が残らないように乾いた布で拭き取ってください。
故障の原因となるので、吹込口や吹出口に直接水をかけないようにしてください。
浴室乾燥機の内部部品の掃除は避ける
浴室乾燥機の内部部品にも汚れがたまりますが、ご自身でお掃除を行うのは危険であり、分解清掃はできません。そのため、気になる場合はメーカーの修理窓口などへ依頼しましょう。
また使用開始から10年を目安に、点検・交換を行うことも大切です。
三菱電機製の浴室乾燥機なら、三菱電機システムサービスにて点検サービス(簡易清掃)を実施しています。このサービスではグリル・フィルター・吹き出し口・ヒーターの清掃に加え、安全確認や動作確認などを行います。詳細は以下のリンクよりご確認ください。
【点検・簡易清掃はコチラ】三菱電機システムサービスの点検サービス
浴室乾燥機掃除の頻度と日常のお手入れ方法
浴室乾燥機のお掃除の頻度は、6カ月に1回程度が一般的です。
ただし同じ期間でも浴室の状態や利用状況によって汚れ具合は異なるため、表面にホコリが溜まっていたり、ニオイが気になるようになったりしたら、その都度お掃除やお手入れを行いましょう。
推奨されるお掃除頻度は製品によっても異なるので、取扱説明書を確認してください。一定期間運転すると、ランプで教えてくれる機能を搭載している製品もあります。
お掃除の手間を省くには、日常的にお手入れをしておくのがオススメです。固く絞った雑巾、もしくは薄めた台所用中性洗剤を浸した雑巾で、表面を小まめに拭き取るだけでも、ホコリの蓄積を防げます。
加えて、浴室内に湿気がこもらないように日々工夫することも大切です。入浴後は水切りワイパーなどを使用して水気をしっかり切り、浴室乾燥機を運転させて、小まめな換気を心掛けましょう。浴室内で洗濯物を干す際は、間隔を開けて干すことで、浴室内に湿気がこもりにくくなります。
浴室乾燥機掃除のよくある質問と対処法
最後に浴室乾燥機のよくある質問と対処法をご紹介します。
掃除しても性能が回復しない場合の対処法は?
浴室乾燥機のお掃除をしても性能が回復しない場合、劣化や故障が起きているかもしれません。
一般的に浴室乾燥機の寿命は、約10年とされています。この期間を超えて使用している場合、劣化や故障により性能が低下している可能性が高いです。また、それほど長期間使用していなくても、使用頻度が高い場合や湿気が常に多い環境で使用していると、故障してしまうことがあります。
メーカーの取扱説明書には、「故障かな?」と思ったときの対処法が記載されているため、思い当たる原因がないかチェックしてみましょう。
一通り試しても性能が回復しない場合は、故障の可能性が高いので、お買い上げの販売店か各メーカーの修理窓口に相談しましょう。
カビ・悪臭が発生した場合の対策は?
カビ・悪臭が発生した場合は、内部の清掃・洗浄が効果的です。
ご紹介した手順に従って、ホコリやカビを取り除き、台所用中性洗剤を浸した布を使って、カビや汚れを拭き取りましょう。取扱説明書に従って取り外せる部品は取り外し、隅々まで拭き取って、頑固な汚れを取り除くことがカビ・悪臭対策のポイントです。
ただし、浴室乾燥機は複雑な構造をしており、全ての部品をご自身で分解・洗浄を行うことはできません。無理に分解・洗浄すると故障の原因になる恐れもあるので、十分注意してください。
ご自身で掃除するかプロに依頼するかの判断基準
徹底的に浴室乾燥機をキレイにしたいのなら、プロにクリーニングを依頼するのがオススメです。プロに依頼すると費用がかかりますが、適切に内部の汚れを取り除くことで、浴室乾燥機に過度の負荷がかかるのを避けられ、修理代や交換代を抑えることにつながります。
ご自身でお掃除をしても性能が回復しないときや、カビや悪臭を取り除けない場合は、プロへの依頼を検討するタイミングの1つです。このタイミングで、浴室乾燥機全体のクリーニングをプロに依頼しておけば、汚れのこびり付きを防ぐことができるでしょう。
三菱電機製の浴室乾燥機の場合、三菱電機システムサービスにて点検サービス(簡易清掃)を実施しています。浴室乾燥機の内部を清掃や点検したい場合は、ぜひこちらに依頼してください。
一方、三菱電機が提供する「くらトク」のハウスクリーニングサービスでは、浴室乾燥機の内部清掃は行っていませんが、浴室全体のクリーニングを行っていますので、こちらもぜひご利用ください。
浴室全体のお手入れをしたいときは「くらトク」のハウスクリーニングサービスを、内部までしっかり清掃点検を希望する場合は三菱電機システムサービスの点検サービス(簡易清掃)を、というように使い分けることがオススメです。
まとめ:浴室乾燥機は定期的にお手入れしよう
「浴室のお掃除は小まめにしているけれど、浴室乾燥機のお掃除はしていない」という方は多いかもしれません。しかし、カビが繁殖しやすい条件がそろっている浴室乾燥機には汚れが蓄積し、気付かないうちにカビが広がっている可能性があります。
快適な浴室を維持するためにも、また浴室乾燥機の寿命を伸ばすためにも、定期的なお手入れを行い、浴室乾燥機の汚れの蓄積を防ぎましょう。
ご自身でお掃除するのが面倒な浴室乾燥機こそ、人の手を借りるのも1つの方法です。三菱電機では「湿気がこもりやすくなった」「運転するとニオイが気になる」といったお困りごとに家電メーカーの視点でサポートしますので、まずはお気軽にご相談ください。
三菱電機のプロによる浴室クリーニングがオススメ!
- カビや水アカ、ヌメリなど汚れが落としにくい浴室のクリーニングをプロにお任せできます。
- ご自身ではなかなか落とせない、手の届きにくい・掃除がしにくい箇所の汚れを専用の洗剤と道具でキレイにします。
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この記事を書いた人
くらトク編集担当

