冷蔵庫新商品紹介&家電商品体験会を取材!野菜を砕く「できちゃうV冷凍」とは?
皆さん、普段何気なく冷蔵庫をお使いになっていると思いますが、最新の冷蔵庫にはさまざまな便利機能が搭載されていることをご存知ですか?
今回は、2024年11月14日(木)に報道関係者向けに開催した三菱電機の「冷蔵庫新商品紹介&家電商品体験会」の模様をレポートします!
発表会では、新しい三菱冷蔵庫の商品発表とともに、冷蔵庫以外の家電担当者も集まり、ジャー炊飯器や照明なども併せてご紹介しました!さらに、くらトクのコンテンツの1つである「三菱家電ファンサイト」でもコラボさせていただいているNadia Artist(料理家)であり、三菱家電アンバサダーの西岡 麻央さんにもご登壇いただきました。西岡さんには、冷蔵庫とIHクッキングヒーターを使った連携調理の実演も交えながら、新商品の魅力をたっぷりご紹介いただきました。
最新技術が詰まった新商品発表イベントの内容となっておりますので、ぜひ最後までお楽しみください!
三菱冷蔵庫 新商品をご紹介!新機能「できちゃうV冷凍」とは?
発表会では、中だけひろびろ大容量シリーズの「MZシリーズ」をはじめとした、三菱冷蔵庫2025年度モデルをご紹介しました!今回より、新たな冷凍機能「できちゃうV冷凍」を搭載!この機能を使うと、冷凍された野菜が手で簡単に砕けるので、野菜の使い切りや時短調理を手助けします。
ラインナップには、12月中旬に発売された野菜室が真ん中タイプの「MZ/MDシリーズ」と、2025年1月下旬に発売予定の冷凍室が真ん中タイプの「WZ/WXD/BD/JWシリーズ」があります。「JWシリーズ」は、昨年度モデルから展開している自然由来のデザインと、10年近く前に発売され今も尚根強い人気を誇る面材の掛け合わせを表現した新たなラインナップです。
まずは、新機能「できちゃうV冷凍」について、開発の背景も含めてご紹介します!
食品ロスが多い食品は野菜?
皆さま、賞味期限や消費期限が切れたり、腐らせたりして食品を捨ててしまった経験はありませんか?特に、どの食材を捨てることが多いでしょうか?三菱電機で実施した調査※1 によるとご家庭での食品ロスの割合が最も多いのは野菜であり、その中でも葉物類が多く捨てられていることが分かりました。
食品ロスを減らすための有効な手段として、比較的長期保存ができる「冷凍保存」があります。しかし、市販の冷凍野菜を活用している方が多い一方で、生の野菜を冷凍保存する方はまだ少ないようです。三菱電機はこの点に注目し、生の野菜を冷凍する際の課題を洗い出したところ、「冷凍後の使い道を想定する必要があること」や「下処理の手間」が挙げられました。
これらの課題を解決するために、三菱電機が新たに開発した冷凍機能が、次にご紹介する「できちゃうV冷凍」です!
※1 当社調べ(24上期消費者態度調査)
野菜を砕く?新機能「できちゃうV冷凍」を搭載!
野菜の冷凍をもっと便利にしたいという想いから、新機能「できちゃうV冷凍」※2 を開発しました!この機能は、通常の冷凍温度(約-18℃)よりさらに低い温度で野菜を凍らせることで、野菜を手でカンタンに砕ける※3 ようにするものです。手で砕くことで冷凍した野菜をそのまま調理に使うことができ、料理の手間を大幅に減らすことができます。
「できちゃうV冷凍」では、冷凍後にレシピに合わせてサイズを変えられるという新たなメリットがあるため、既に日頃から野菜を冷凍しているという方にもオススメです。キャベツやほうれん草などの葉物野菜をはじめ、玉ねぎやしいたけなど、さまざまな野菜で「できちゃうV冷凍」を適用できます!
さらに、機能をよりご活用いただくため、V冷凍を活用したオリジナルレシピをNadia三菱家電ファンサイトにて順次公開予定です(イベント開催時点で18レシピ)。ぜひ、定期的にチェックしてみてください!新しい冷凍機能で、毎日の料理がもっと楽しく、便利になりますよ!
※2 MZ/MD/WZ/WXD/BD/JWシリーズ搭載
※3 野菜の量や大きさによっては砕きにくくなることがあります。
とってもカンタン!できちゃうV冷凍の使い方
次に、できちゃうV冷凍の使い方をご紹介します。動画にもまとめていますので、ぜひご覧ください!
※ 動画はMZシリーズでのご紹介です。
①ざく切りした野菜を冷凍室に保存
まずは、ざく切りにした生の野菜を保存袋に入れ、冷凍室の上段ケースに保存します
②できちゃうV冷凍を設定
次に、冷凍した野菜を調理に活用したいタイミングでアプリや操作パネルから「できちゃうV冷凍」を設定後約20~30分で野菜が砕けるようになります!
③使いたいサイズに調整
冷凍室から取り出した野菜は、そのまま使うことも、手で砕いてレシピに合わせたサイズに調整することも可能です。使い道を後から考えることができるので、気軽に冷凍できますね!
人気の「切れちゃう瞬冷凍A.I.」も引き続き搭載
以前より大人気の「切れちゃう瞬冷凍A.I.」※4 も引き続き搭載しています。皆さん、冷凍から取り出した食品がカチコチになりすぎて解凍が面倒に感じたことはありませんか?とは言え、小分けして冷凍するのもまた面倒ですよね…。
「切れちゃう瞬冷凍A.I.」は、氷点下になっても水が凍らない”過冷却現象”を応用した機能で、冷凍したイカやひき肉が、解凍せずに※5 包丁でサクッと切れちゃいます!その他にも、凍ったお魚の切り身を剝がしたり、残り物のカレーをすくったりと、冷凍した食品を必要な分だけ切ったり剝がしたりすくったりできるので、食材をムダにしません。
※4 MZ/MD/WZ/WXD/BD/JWシリーズ搭載
※5 食品の種類や大きさ、凍り方により、若干の解凍時間が必要になる場合があります。
三菱冷蔵庫の機能を体感!
瞬冷凍・できちゃうV冷凍した食材を触って体感
新機能「できちゃうV冷凍」で凍らせた野菜を、実際に触ってみました。キャベツを軽い力でザクザクと砕くことができ、まるでポテトチップスを砕くような感覚でした!体感30秒ほどで餃子の種に使えるほどの大きさまで細かくすることもでき、その便利さを実感しました。
参加者の方々も、さまざまな野菜でチャレンジし、あらゆるサイズに砕く新感覚を楽しんでいました。「こんなに簡単にできるんだ!」と驚きの声も上がり、大好評でした。
こちらの写真は、「切れちゃう瞬冷凍A.I.」で凍らせたイカやひき肉、レモンを包丁で切る実演の様子です。参加者の方々も挑戦し、皆さまサクッときれいに切ることができていました。生だとぬるぬるして切りにくいイカも、瞬冷凍すればサクッと切りやすくなります。通常冷凍した食品は、再凍結するとおいしさが損なわれやすいため、解凍した後全て使い切ることが一般的ですが、「切れちゃう瞬冷凍A.I.」なら、必要な分だけ包丁で切り、残りはそのまま瞬冷凍室に戻して保存することもできるので便利ですね!
三菱冷蔵庫とIHクッキングヒーターの連携調理
続いて、Nadia Artistの西岡麻央さんによる、冷蔵庫とIHクッキングヒーターを活用した「砕いた冷凍野菜で作るキャベツと鶏ひき肉のオープンオムレツ」と「【牛乳だけで濃厚】カリフラワーとマッシュルームのミルクスープ」の調理実演が行われました。
先述の三菱冷蔵庫に加え、IHクッキングヒーター「レンジグリルIH」が登場。一般的なIHクッキングヒーターでは、魚焼きなどをするグリル部分で、電子レンジ加熱もできる優れものです。
西岡さんは、三菱家電の機能をフル活用することで、スムーズに調理を進めていきました。冷蔵庫で新鮮な食材を便利に保存し、レンジグリルIHで効率よく調理することで、簡単かつおいしい料理が完成します。
野菜の料理家。現在はCM、広告、雑誌、Webなどで野菜を使ったレシピの提案を中心に活動している。
野菜を使って心と体を整える栄養満点レシピ、ベストな体型をつくるための野菜の取り入れ方は日々研究、開発中。
キャベツと鶏ひき肉のオープンオムレツ
まずは、砕いた冷凍野菜で作るキャベツと鶏ひき肉のオープンオムレツを作っていきます。早速「できちゃうV冷凍」の力を発揮!V冷凍で凍らせたキャベツと玉ねぎを袋の上から手で砕いて、レシピにあった大きさにします。袋の中で砕けるので、玉ねぎで目が染みる心配がないのも嬉しいポイントです!
次に、「切れちゃう瞬冷凍A.I.」で保存した鶏ひき肉を、凍ったまま包丁でカットし、具材を全てフライパン※6 に投入したら、レンジグリル部へ入れて着脱式の取っ手を外し、グリルの扉を閉めます。
※6 レンジグリルIH専用フライパン(取っ手着脱式)を使用。
ここからもとても簡単!操作パネルで調理モード「レングリ調理<やや強め>」に設定すれば、あとは時間も火加減もおまかせです! レンジ加熱とグリル加熱の同時調理が可能なので、レンジ加熱で中までしっかり火を通しつつ、グリル加熱で外側をカリっと焼き上げることができます。
野菜を包丁で切る手間が省けることで、料理がぐっと手軽になる印象を受けました。
カリフラワーとマッシュルームのミルクスープ
次に作るのは、寒い季節にぴったりのカリフラワーとマッシュルームのミルクスープです。こちらも「できちゃうV冷凍」を使うことで、野菜の下ごしらえがとても簡単になります!
まずは、V冷凍で凍らせておいたキャベツとカリフラワー、マッシュルームを取り出します。キャベツとカリフラワーは細かく砕き、マッシュルームはそのまま鍋に投入!もちろんマッシュルームも砕くことはできますが、レシピに合わせてそのまま使うことも可能です。
牛乳と調味料を加えてIHクッキングヒーターで加熱するだけで、手軽にミルクスープが完成します。忙しい日でも簡単に作れるので、とても助かりますね。
冷蔵庫以外の三菱家電も体験
低温調理機能が付いた1台2役のジャー炊飯器!
三菱ジャー炊飯器「本炭釜 紬」は、粒立つ!「もち×あま」ごはんが特長の炊飯器です!炊き上がったごはんは、しっかりとした粒感がありながらも、もちっとした食感と甘みを楽しむことができます。
かまどごはんを目指したジャー炊飯器
三菱電機では、かまどで炊いたごはんのような味わい・粒感・食感を実現するために、あえて圧力をかけずに炊き上げる炊飯方式を採用しています。IH加熱と相性の良い炭の内釜を使い、高火力で連続沸騰させることがおいしさの秘密です!
低温調理機能も搭載し、1台2役の調理家電に!
三菱ジャー炊飯器の新しい提案として、低温調理機能を搭載しています!炊飯をしない時間に、調理器としても活躍する1台2役の調理家電です。調理中は、焦げ付かない様にかき混ぜるなど手間が掛かるものですが、搭載の低温調理なら食材を袋に入れて温度と時間を設定するだけ!あとはほったらかしで完成します。調理中のニオイも抑えて、調理後は袋を捨てるだけなので、洗い物が少なく、家事が楽になります。
公式レシピは「三菱電機レシピ」で公開中です!ヘルシーなレシピからガッツリとした主食レシピまで、さまざまなメニューが掲載されています。「三菱電機レシピ」は順次更新予定ですので、新しいレシピもお楽しみに!ぜひチェックしてみてください!
冷蔵庫の実演レシピと一緒に試食タイム!
ジャー炊飯器の低温調理機能で作った「サラダチキン」と、先ほどの冷蔵庫とレンジグリルIHの連携調理実演で作った2品が完成しました!お待ちかねの試食タイムです。
サラダチキンは、パサパサしておらず柔らかくしっとりと仕上がり、参加者の皆さまから「おいしい!」とのお声をいただきました!3品とも大変好評で、三菱キッチン家電の機能を活用することで、おいしさだけでなく、手間を省いて時短ができることを実感していただけたと思います。砕いたキャベツについても「味がしっかりしみこんでいて、冷凍したキャベツを使っていることを感じさせない」とのご感想をいただきました。
室内に青空を!?青空照明misola(みそら)
「冷蔵庫新商品紹介&家電商品体験会」の会場では、施設用の青空照明もご来場の皆さまにご体感いただきました。
この天窓からの景色はいかがでしょうか?今日は快晴ですね!
と言いたいところですが、実はこの写真、天井に窓があるわけではありません!青空を表現する照明がついているのです!その名も「青空照明misola(みそら)」。奥行感のある青空と自然な光の差し込みを表現するLED照明で、窓のない空間に明るさと開放感を提供します。
misolaは、会議室や休憩室などさまざまな空間にコミュニケーションの活性化やリラックスできる雰囲気を創造します。
オフィスや保育園などを中心に導入が進んでおりますので、もし見かける機会があれば、ぜひじっくりご覧ください。生で見るとより青空らしさを実感できますよ!
まとめ|冷凍は三菱!こだわりが詰まった三菱冷蔵庫
今回は報道関係者向け「冷蔵庫新商品紹介&家電商品体験会」の様子をレポートしました!
三菱冷蔵庫は新機能「できちゃうV冷凍」をはじめ、食品ロス削減に貢献し、皆さまの料理をサポートするための多くのこだわりが詰まっています。その魅力を少しでもお伝えできていれば嬉しいです。
このコラムを通じて三菱家電に興味を持っていただけた方は、ぜひ各製品サイトをご覧ください。冷蔵庫の製品サイトでは、今回紹介しきれなかった機能や魅力、他シリーズの商品についても詳しくご紹介しています。
また、くらトクでは冷蔵庫の整理整頓&お手入れ方法や機能紹介も行っています。「もっと使いやすい冷蔵庫にしたい!」や「もっと料理をラクに楽しみたい!」という方はぜひコチラも併せてご覧ください!
▼ 製品サイト
【冷蔵庫】
三菱冷蔵庫TOP
●その他三菱家電
IHクッキングヒーター レンジグリルIH
ジャー炊飯器 本炭釜 紬(つむぎ) NJ-BW10G
●施設用 三菱LED照明
青空照明misola(みそら)
▼ 三菱冷蔵庫2025年度モデル 形名一覧
MZシリーズ :MR-MZ60M、MR-MZ54M、MR-MZ49M
MDシリーズ :MR-MD45M
WZシリーズ :MR-WZ61M、MR-WZ55M、MR-WZ50M
WXDシリーズ:MR-WXD70M、MR-WXD47LM
BDシリーズ :MR-BD46M
JWシリーズ :MR-JW55M、MR-JW50M
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この記事を書いた人
くらトク編集担当